最近、気づいたことがある。
なんだか頭の一部が盛り上がってるんだ。
頭を打ったことはない。
だから、たんこぶではない。
元々、宇天七の頭皮は肉が薄かった。
ストレスがあると、頭皮がパツンパツンに張って固くなるんだ。
本当は、蒟蒻のようにプヨプヨした柔らかい頭皮が理想だ。
そこに血を巡らせて、豊かな毛量を生み出す頭皮だ。
でも、遺伝や体質もあるし諦めていたんだ。
ところが、先日、不意にその理想の蒟蒻頭になっているのを発見した。
全体ではなく、頭頂のチャクラあたりが。
これは多分あれだ。
なんかピンと来た。
調べると、あれは肉髻というらしい。
仏像の頭が盛り上がってる、あれのことだ。
宇天七のは、ほんの数ミリだけど。
考えるに、思い当たる原因も、あれしかない。
風の時代になって、クラウンチャクラに流れ込むエネルギーは強くなった。
瞑想などしなくても、リビングで座っているときなど、不意にどっと流れ込んでくる。
宇天七にとっての瞑想とは、体内でエネルギーを循環させることだった。
パチャママのエネルギーは宇宙のある場所へ。
宇宙エネルギーは、ガイアの元へと。
宇天七はヨガはしないが、ヨギの言うところの、ピンガラーとイダーとスシュムナーを使う。
クラウンチャクラは、そのエネルギーの出入り口だ。
盛り上がっているのは、まさにその部分。
以前は、その辺りに出生時の名残の小さな窪みがあった。
頭皮も硬く、触るとすぐ下に頭蓋骨を感じたものだ。
なのに今は、窪みもなくふわふわで柔らかく盛り上がっている。
瞑想中、体内をエネルギーが上下すると、その螺旋形にしばしば身体を持っていかれる。
それが眉間を強く刺激してから、頭頂を突き抜けていく感覚も強い。
頭皮が膨らんだ原因は、それしか考えられないんだ。
たまにしか瞑想してないけどな。
しかも、短時間だし。
ところで、仏像の眉間のイボみたいなのは、白毫と言うそうだ。
顔周りに、知らないうちに白い毛が伸びていてビビることも何度かあったけど(息子に見せたら、産毛が伸びたんでしょと言われた)、眉間に生えてきたらもっとビビるな。
宇天七に白毫は生えてないが、サードアイは激しくうずくことが増えて、マジでサファイヤでもかぶせたいくらいだ。
そのうち、髪までクルクルしだして螺髪になったら、面白いな。
これまで、仕事柄、他人の頭の渦巻きを沢山見てきた。
丸刈りにしたときなど、はっきりとした渦巻きが現れて、見事なものだ。
たまに、襟足などに渦巻きがあったりして、それはそれで感慨深いものがある。
エネルギーを素直に受け取れば、肉髻や螺髪は自然に現れるらしい。
ただ白毫の長さは4メートル以上あるらしいから、微妙だな。
誰か、宇天七にブルーサファイヤくれないかしら?