ネットを巡回している時に、恐らく一部の人だけだとは思うが、
時々「 FPS視点という言い方を止めろよ 」と呼び掛けてる人物を見る事が有る。
今回はその件で記事を書く前に、幾つかの説明を先にしておきます。
・FPS ( = ファーストパーソン・シューティングゲーム = 主観視点 = 本人視点 )
・TPS ( = サードパーソン・シューティングゲーム = 客観視点 = 他人視点 )
以前にも何度か書きましたが、
FPSというのは「 ゲーム世界に立っているプレーヤーキャラの目を通して見た視点 」の事で、
TPSというのは「 ゲーム世界に立っているプレーヤーキャラを後ろから見た視点 」の事。
ですから前者は、プレーヤーが操作するキャラクターの姿そのものが画面内には写っていない。
逆に後者は、プレーヤーが操作するキャラクターの背中全体が画面内に表示されている。
・・・という違いが存在します。
どちらも同じ操作のゲームですから、基本的に両者の違いは一つだけ。
「 ゲームをプレーする時に、画面の中に自分の操作するキャラの姿が表示されているかどうか。」
で、ここで冒頭の話に戻る訳ですが。
日本語の「 主観視点 / 客観視点 」という固い表現だと読んだ人に伝わりづらいという理由もあり、
「 FPSのように主観視点のゲームの場合は~ 」みたいな文章を書く時に、
「 FPS視点のゲームは~ 」という書き方をする人が結構いるのですね。
しかし、この「 FPS視点 / TPS視点 」という言葉を選んで使う人達に対して、
ネット上でクレームをつけてくるゲーマーがいるのですよ。
クレームをつけている人達の主張の根元としては、
「 FPSという言葉の中に既に "視点" という意味が含まれているので、
FPS視点と言ってしまうと二重の意味になってしまうだろ 」という事らしいのですが・・・。
私個人としては、
会話の流れの中で使用する便宜上の言葉として何の問題も無し、と思っているのですが、
そうは思わない人達も何割かは存在するみたいです。
何と言うか、
バカ外人が「 日本のゲームは可笑しい。 細身の少年が大剣を振り回せるはずが無いんだ!」
とか言ってくるのに似ている感じがする。
言いたい事も分かるんだけど、わざわざネット上で他人様に押し付けるような事か? ・・・と。
例えば「 RPG 」の本来の意味とかも そうなんですけど、
このFPSやTPSも、一つ一つに言葉をばらした本来の意味を既に離れており、
アルファベット3文字で一つの固まりの用語として定着している節が有る。
つまりFPSはFPSであって、便宜上システムを言い表す言葉として完全に定着しており、
ばらした言葉の意味としてのファーストパーソン・シューティングゲームでは無い。
もちろん現時点では私個人の見解に過ぎないかも知れませんが、
今後もこの傾向は今以上に強まっていくものと思われます。
それで、以下の問題点に関してですが。
↓
・主観視点、客観視点、だと、意味が分かりづらくて使いにくい。
・FPS視点、TPS視点、だと、相手に伝わりやすいけども、言葉が正しくない。
・・・という事ですので、この件に関する提案、と言うと少しオーバーかも知れませんが。
↓
・FPSカメラ
・TPSカメラ
この表現にしてはどうかなと。
「 FPSカメラのゲームの場合は~ 」みたいに使う訳ですね。
要するに「 FPSのような主観視点 」と言いたい時に「 FPS視点 」と言わずに、
「 FPSカメラ 」と言えば、意味が二重にはなりませんよね。
ですから、この表現でしたら一応の解決はするかな、と思うのですが、どうでしょうか?
( ※ 今回の記事のテーマは「 用語解説 」ですけど、実際には用語では無くて造語ですけどね。)
※ どうしたら日本でFPSを流行らせる事が出来るのか? という問いを良く見ます。
これね、私は思うのですよ。
日本人に向いているFPS、それがTPSなんじゃないかなと。
もちろんジャンル自体が違ってきてしまうけど、
操作性自体は基本的に全く同じ物ですからね。
ですから日本でFPSを売るならTPSにする、という考え方で行くべきだと思います。
カメラが違うという意味では「 縦スクロールSTG 」も「 横スクロールSTG 」もそうだけど、
どちらも同じSTGでしょ?
仮に縦STGが流行らない国であっても、
横STGを売るのに成功したなら「 STGが売れる国 」になるでしょ?