私がホストをしていた時にね、
一度だけ「 クラン大会に参加しませんか 」と メールが来た事が有るのです。
私は一度もクランに入った事は無かったのですが、
ランキング上位に私の名前が有ったので声が掛かったみたいです。
要は大会用に新しくクランを用意したからメンバーになってくれ、という事です。
正直な気持を言うと出てみたかった。
でも結局断りましたけど。
断った理由ですが、
上手い下手は置いといて、立場的に「 出るべきじゃない 」と判断したからです。
まずクランに参加すると、メリットとデメリットが同時に発生します。
メリットとしては「 技術の交流 」と「 情報の共有 」の二点が大きいでしょうね。
しかし個人的にはデメリットの方が大きかったんです。
1・クランの練習に参加する時間が取れない可能性が高い為。
そうなると他のメンバーは積極的に練習に参加しているのに、
それが出来ない私はチームの「 おまけ 」で終わる可能性が有る。
2・ホストの業務(?)が成功し既に多くの常連が付いていた為。
毎晩欠かさずランクマッチのホストをする事に責任を感じていましたから。
ですからクランよりもホストが優先と考えた。
3・一度でも正式なチームに参加してしまった場合、たとえチームを解散した後であっても、
今後「 元クランメンバー 」が 同じチームに入って試合がスタートしてしまった場合、
「 クランがツルんでランクマッチを荒らしてる 」という事態になってしまう事を懸念した為。
つまりホストが元クランメンバーと組んで試合をするという事は、
たとえ本人にその気が全く無かったとしても、結果的にゲスト様を裏切る行為になる。
あくまでも結果的にですけど、
やってる事が「 正規のクランがランクマッチに乱入してくる 」のと同じ事になってしまう。
だから結局断ることにしたんです。
自分はこれからもホストを続けようと思っていたし、
私の部屋を選んでくれた連中の為にもクランには入るべきじゃないと改めて思ったから。
クランだけじゃなくて、私の場合はフレンドも作らない人ですけど、
オンラインでの人間関係に関しては徹底して "一人" を貫こうと決めました。
これは別に一匹狼がどうこうとかの美学の話では有りませんよ?
フレンドを作らない事にしていた元々の理由としては、
やっぱり自分の時間が奪われるのが心配だったからですね。
ですが前にも書いた通り、
馴れ合いになると部屋が暴言プレーヤーだらけになるから、というのが大きいのですよね。
フレンド同士が部屋に入り浸ってボイスチャットしている内に、
必ずと言っても良いほど「 暴言集団 」に変化していくものなんですよ。
そして、そんな馴れ合って荒れまくっている連中を見ていると、
フレンドを作らなくて正解だったと改めて思いましたね。
そう言えば私も何度か悪そうな集団から暴言を浴びた事が有りますよ。
気持良かったけどね。
実は私は「 1 vs. 多 」って状況が嫌いじゃないんです。
多人数に絡まれる事が全然苦じゃなかったりする質なので。
何でかと言うと、全員を相手にする必要なんて無いからですよ。
相手にするのはボス格の奴一人だけで良い。
そいつが責任者なんだから他の奴等は全員その責任者を間に通せよって事。
私に構ってほしかったら "個" として一人で接触して来いよってね。
仮に10人の集団ならば、10人全員が個人として私に接触しろと。
その辺のルールはこっちで勝手に作って相手に押し付けるべきですね。
だから「 1 vs. 多 」なんて楽なもんですよ。
こっちで勝手に「 1 vs. 1 」に作り替えてやれば良いのだから。
ああ、そうだ。
クランの話が出ましたので、
ランクマッチに入ってくるクランの問題点についても書いておかないとね。
でもその前に、先に用語の説明をしておきましょう。
ランクマッチとプレーヤーマッチの二つについて説明致しますね。
・「 ランクマッチ 」
オンラインに来る多くのプレーヤー達が、
「 ゲームなんだし、どんなプレーをしようが個人の勝手だろ 」と思い込んでいると思います。
ですが、その考えは間違いです。
例えば貴方がバスに乗っていたとしましょう。
そして貴方はバスの中で携帯電話を取り出して大声でしゃべり始めます。
運転手に注意を受けますが「 俺は客だぞ! 何をしようと俺の自由だ!」と怒る。
しかし同じ料金を払った他の客も乗っていますよね?
果たして本当に何をしようが個人の自由なんでしょうか?
ランクマッチ。
これは名前の通り、ゲームの勝敗の結果がランキングに反映される対戦モードの事です。
このランキングというのは、メーカーが運営する公式のランキングを指しています。
という事は、ランクマッチというのは正式な競技の場で有るという事なんです。
ですからゲームの勝敗の結果が自分のランキングだけでは済まず、
他人様のランキングまでも左右してしまう。
FPSの場合は「 オンライン 」と言う言葉自体が、
このランクマッチの事を指している場合が多いと思う。
だから何も知らずにオンラインに来た人は、自然とこっちに辿り着いてしまうはずです。
もう一つのプレーヤーマッチの方では無くてね。
だけど名前の通りに「 ランキング 」に直結する競技用モードだったりする為、
ランクマッチに関してだけは「 ゲームなんだから好きにやらせろよ 」が通じないんです。
だって他人のランキングにも響くのだから。
( ※ そういう意味でも「 個人戦 」は気が楽なんですよ。
自分のランキングにしか響かないですから。)
ゲームが下手なのは別に構いませんよ。
下手でも構わないけど、その代わり真面目にやらないと他人に迷惑が掛かってしまうという事。
だけど真面目にやりさえすれば、どれだけ下手でも構わないです。
つまり、真面目にやらずに迷惑を掛けるのは駄目だけど、
真面目にやった上で迷惑を掛けるのは全然構わない、と。
だってランクマッチって、別に技量に秀でたプロが集まる場所では無いからね。
上手い下手を問わず、真剣にランキングの上を目指す人が集まる場所だから。
世界一ゲームが下手な人が来たって構わないんですよ。
真面目にプレーして頂けるのなら。
私は以前の記事で「 徴兵制 」に関する保守系の記事を書いたのですが、その記事の中で、
「 学校行事のスポーツ大会というものは、
部活に所属する生徒以外の普通の学生にとっては、大会を本気でやる理由が存在しない。」
と書きました。
しかしゲームの場合は、オンラインに来るかどうかを決めるのは本人の意思ですよね?
つまり学校の行事と違い、強制じゃ無くて任意です。
という事は、全プレーヤーは自分の意思でオンラインに参戦してしまってる。
その上、入ってきた場所が他人に迷惑の掛かるランクマッチな訳ですから話は面倒になる。
恐らくオンラインでプレーしている大半のプレーヤーにとって、
「 クラン = 任意で入る部活のような所 」→「 本気でやる必要が有る 」
「 ランクマッチ = オンラインで必然的に入る所がここだけ 」→「 本気でやる義務は無い 」
というイメージが有ると思います。
しかし実を言うとゲームの場合は逆かも知れないのですよ。
メーカー公式のランキングが存在するランクマッチこそが全国大会の有る部活動で、
公式のランキングが存在しないクランの方がただの同好会になりかねない。
それなのに、
「 クランに入らなくても誰でも気軽にオンライン出来る 」のがランクマッチの実態です。
つまり、一番参加するハードルが低いくせに、一番責任が重いのが「 これ 」という事。
ランクマッチに来る殆どのプレーヤーはゲームを楽しむ為に来ていると思うのです。
だけど本人達が本気じゃなくても自分の意思で公式ランキング直結のモードに来た以上、
自分の意思で参戦した訳だから、立場的には「 志願兵扱い 」になってしまう。
ゲームなんだけど真面目にプレーしないといけない場所に入って来てしまった事を、
殆どの人が理解出来ないままプレーを続けてる。
この仕様がランクマッチ最大の問題点だと私は思う。
真面目にやりたい人と、単に遊びたい人とが、
同じフィールドに投げ込まれてしまうのがランクマッチの世界だという事です。
その所為で「 真面目にやれよ!」「 勝手に指示出ししてくんなよ!」と喧嘩になるのです。
誰の責任かって?
そりゃメーカーが悪いとしか言えないですよ。
上の文章でバスの例を出しましたけど、
要するにランクマッチっていうのは「 公衆の場 」なんですよ。
基本的にゲーマー達は自宅の部屋の中でゲームしてるでしょうから、
そういう意識を持ちにくいとは思うのですが、間違いなく公衆の場なんです。
次に書く「 プレーヤーマッチ 」が「 自宅に友人を呼んでゲームしてる 」とするなら、
ランクマッチは紛れも無く公衆の場ですから、自分勝手な馬鹿騒ぎは出来ないって事なんです。
家の外の世界だろうが、モニターの中の世界だろうが、どっちも同じ公衆の場ですから。
要はデジタルの公衆の場。
もちろん自分の好きに遊びたい人の方が多いでしょうから、
その為に「 オフラインモード 」や「 プレーヤーマッチ 」が存在するのです。
なのに「 あえて 」公式ランキングの有るランクマッチに自主的に入ってきて、
本気で競技として取り組んでる人の心を折らないで下さいねって言うお願いなんです。
でも殆どの人が「 ランクマッチとは何なのか 」を理解しないまま入ってきてると思うし、
結局は説明しないメーカーが悪いんですよ。
ランクマッチに入ろうとしてる人に対して、
関所みたいな場所も無く、審査も無く、説明も無く、
何も無いのに誰でも簡単に中に入ってこれて、
それなのに中に入って遊んでただけで知らない奴から突然怒られたとしたら、
とてもじゃないけど納得いかないでしょうからね。
・「 プレーヤーマッチ 」
ランクマッチと違い、ゲームの勝敗がランキングには一切の影響を与えないモードです。
ランキングに影響を与えない、と言うよりも、「 ランキング自体が存在しないモード 」ですね。
オンラインの練習用とも言えるし、フレンドと勝敗抜きで楽しめる遊びの場、という感じです。
フレンドが居る方なら、オンラインのマップを戦闘無しでチェックしたりも出来ますしね。
( ※ これはゲームにもよるか・・・。)
私はこのモードを余り利用した事が無かったのですが、
殆どのプレーヤーはランクマッチに参加してしまってて、ここに人は余り居なかったはずです。
このモードに関しては、試合が終了してもランキングに戦績が反映されませんから、
「 遊び終わったら、それで おしまい。」という形。
毎試合ごとに試合の戦績をリセットする感じです。
つまり試合の記録が保存されない。
ただ、私のプレーしていたゲームはプレーヤーマッチの方には人が殆どいなかった為、
必然的に「 オンライン = ランクマッチ 」の事を指していた。
その事情も分かっていたから、
勝敗を無視したプレーをする人でも受け入れるしかないと思っていた部分も有る。
人が居ないのを分かっているのに「 本気でやらないならプレーヤーマッチに行ってくれ。」
とは言えませんからね。
だって何だか酷(こく)じゃないですか。
人が誰も居ないモードに行けよって事ですからね。
そんな鬼じゃあるまいし。
もし何か相手に言うとするなら、「 悪いが個人戦に行ってくれ 」くらいでしょうね。
それ以上は居場所を奪う事になってしまうし。
いや、それすらも言えないかな。
殆どの人がこれっぽっちも悪気なんて無くて、単に知らないだけなんだから。
だから全部、
オンラインに来る人に何も説明しないメーカーが悪い、としか言い様が無いんです。
・「 クラン 」
上の方にも書きましたが、ランクマッチに入ってくるクランに関して書いておこうと思います。
まず、本来クランというのはランクマッチに入ってくるべきでは無い。
不特定多数のプレーヤーが集まるオンラインに於ては、
コンピューター主導の公平なチーム分けが出来なければ試合が成立しない。
要するに「 如何にランダムに戦力のバランスを取れるのか 」が問われているのです。
なのに、そのオンラインの中にクランというランダム性を壊す存在が混入してくる理不尽さ。
彼らは正式なチームという時点で最早ランダムな存在じゃないんですよ。
正式なチームとして練習を積み重ねてきたプレーヤー達が、ただでさえ不利な相手に対して、
裏でこっそりとマイクで連絡を取り合って動き、一方的な試合展開を強制する。
味方同士になればクランのいるチームが圧倒的に有利に成るし、
敵味方に分かれたとしても談合したり、馴れ合って真面目にやらなかったり。
何しに来たんだよって感じ。
彼らはプロ気取りの見下した態度を取り、
勝手にランクマッチというモードをクランの練習台として使う。
クランの合同練習以外の暇な時間に、
ランクマッチの部屋をクランメンバー3~4人で回る奴等は結構多い。
それもクラン以外の人が作った部屋にわざわざ入ってくる。
彼らに聞いてみたいね。
ランクに来るなら一体何の為にクランを作ったんだよって。
クラン戦やる為にクラン作ったんじゃないのかよ。
ランクに来たいのなら、メンバーが同じ部屋に集まらないように互いに連絡取り合って、
常に "個"として堂々と入ってこいよ。
実際の所クランが同じチームに固まってしまった場合、
両チームに最悪レベルの戦力差が生じるケースも有り得るんです。
ホストとして部屋を出していて一番やるせない気持になるのが、これ。
つまりクランに部屋のバランスを壊された時。
長い事ホストしてるとね、
チーム分けが決まった瞬間に色々な事が分かってしまうようになるんです。
片方のチームには「 新人サン 」や「 真面目だけど余り上手くない人 」が固まってしまい、
もう片方には「 新人ばかりリスキルしてキル稼ぎする奴 」や「 クラン4人」とかが固まる。
悪い意味で都合良く、こんなチーム分けがされてしまう事が実際に普通に有る。
「 おいコンピューター、お前どういうつもりだ 」みたいなチーム分けが何故だか多すぎる。
「 これは新人には申し訳ないな・・・」と、始まる前から苦しい気持になる事も有りました。
だからといって絶対にゲームを投げ出す事はしませんけどね。
その理由は後の方の記事に書きますけれど。
でもね?
片方に「 クラン4人 」とかが固まってしまった場合でも、
もう片方のチームに「 勝ち方を知っている常連達 」が固まった場合だけは話が変わってくる。
私は常連のプレーヤー達とは、
一回もメールのやり取りをした事が無いし、彼らは誰一人マイクすら使わずにプレーするけど、
彼らの考えている事が不思議と全部伝わってくるから完璧な連携が取れるんですよ。
だって何千試合も組んだり戦ったりしてますからね。
しかも皆、普段からクランにむかついてるので、
「 このクラン潰してやろうぜ!」という感情がチームの中に充満してるのが分かるんです。
「 おいコンピューター、お前分かってるじゃないか 」と思う瞬間ですよ。
ランクマッチに入ってくるクランなんて、上位のクランと違って大概は下手ですからね。
分かってる連中と組めさえすれば一方的に懲らしめる事は充分可能なんですよ。
( ※ 続く )