プロフェッショナル・シナリオライター | 着 想 ノート

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管理者 / 残月


私にとってRPGとは、かつては最も好きなジャンルの一つでした。
ですが、今はもう何年もプレーしていない。

プレーを止めてしまった理由は、
ゲームに出てくるキャラクター達の、思想や台詞が不快で仕方ないからです。


日本のゲームは海外に比べて技術的に大きく引き離されてしまった、とは良く聞く言葉ですが、
そんな事より一番ヤバイのは、まともな台本を書ける人間がいない、という事ではないですか?

ストーリーやキャラさえ きちんとしていれば、
どれだけ技術が遅れていようとファンは必ず支持します。

いわゆるファンから愛される作品というのは必ずしも技術的に優れているとは限りませんからね。
優れたシナリオの作品は、海外から決してナメられない。


RPGに限った話では無くて、国内のゲーム業界に決定的に欠けているのは、
技術などでは無く、明らかに「 まともな台本を書けるプロの存在 」です。

一例として出しますと、
善良な弱者が目の前で悪人に殺されていくのに主人公が敵を殺すのを嫌がって、
「 俺はもう誰も死なせたくないんだ!」みたいなのばっかしじゃないですか。

後は他にも、
ルーツは存じませんが「 お前は殺す価値も無い 」とかいう台詞も有名ですよね。


いや、だから何で「 死なせたくないリスト 」の中に、ちゃっかり犯人も入ってるんですか。
「 もう誰一人たりとも悪党の手で死なせたりはしない 」ならば理解が出来ますけどね。

この手の「 実質、犯罪者の命を最優先とする主人公 」が出てくるタイプのRPGって、
嫌な呼び方ですけど、要は「 人権派RPG 」ですよね。
この手のゲームをプレーするのは真面目な話、仕事よりも辛い。


現実的な話を致しますと、
法治国家の日本だと殺人は決して許されない事になっている。

相手が悪党でも殺せないんです。
悪党の存在を国民が認めなくても、人権派弁護士という悪魔達が犯罪者を守るからですよ。

彼らが必死に守ろうとしているものは法ではなくて、悪です。
だから悪を守る者は総じて悪である、という事。


いずれにせよ、
どれほどに納得いかなくても現実の世界では悪党を殺すなというのなら、
せめてゲームの中では好きにやらせて下さいよ、と私は思う。
なのに今の主人公は、悪党を殺さないという選択肢しか見せてくれない。

まあそう おっしゃらずに殺してしまいましょうよ。
正義の味方の条件は、悪党の首を跳ねられるかどうかに掛かっているのですから。


悪人の再犯を完全に止めるには、首と胴体を切り離して再犯できない体にする事です。
これで更生完了ですよ。 どう見ても更生している。 これが真の更正プログラム。

ほら吸血鬼だって、
心臓に杭を打つ、銀の弾丸で撃つ、といった処理により初めて退治できる相手な訳で、
犯罪者の処理もあれと一緒。

彼らは首と胴体を切り離して退治するしかないんです。
更生じゃなくて退治。


何よりも優先すべきは被害者の人権であり、これに異を唱える人間を私は絶対に信用しない。
加害者の人生なんて私の知った事じゃないですね。

どうも近年の日本国民の感覚と、近年のシナリオライター達の感覚の間に、
何やら巨大な感覚のズレが発生しているような気が致します。
これは何故なんでしょうね?


EU(=欧州連合)が日本に死刑制度を廃止しろ、と圧力を掛けてきていますけど、
一部の気違いを除き、殆どの日本人の答えは死刑制度の続行だと判明しています。

要するに日本のシナリオライターがナチュラルにEUの左翼っぽくなってるみたいなんですよね。
何の影響でこうなってしまったのかは調べてみないと分かりませんが。

正直な所、今のゲーム業界には誰か救世主的なプロの台本屋でも出現しないと駄目かも知れない。
文章の巧みさ以上に、至極まともな思想の持主の、ね。



※ そういう救世主的な人物が、
  出来れば若い世代から一人か二人、出来れば三人くらい立て続けに誕生し、
  更にその全員が続け様に国内で成功してくれたら、
  成功者の影響を受けた更に若い世代のシナリオライターがどんどん出てくると私は思う。

  出来るなら20代のシナリオライターが良いですね。
  こういうものは若ければ若い程良いと思う。