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国立近代美術館で開催されているジャクソン・ポロック展(Jackson Pollock)に行ってきました。

 


彼の絵の多くは

自分の口から手をいれ

内臓を引っ張り出し

キャンパスにぶつけて描いたように思えました。

 

内臓のかたまりが潰れて細い血管が飛び散ったように見える絵ばかりでした。

 

それはとても複雑怪奇に見えるのですが

同時に凄くシンプルなものがただそこにあるかんじ。

心臓を見て認識することはできても

そこに走る無数の血管は認識できない、そんな感じでした。

きっとポロックさんもそうだったのじゃないかな。

 

あと性への関心がどの時期も凄く色濃く反映されていました。

関心・・・ というより性への困惑や躊躇い、とても暗い感情、疑心、が強く見られるように思いました。


苦悩の人だったように思います。

どの作品も人間らしくてわたしはとても好きでした。



ポロック展いってない方はちょっとスクロールして、からまた読んでもらえると嬉しいです。


ここからは実際行った人向け。

というか絵みないと何言ってるかさっぱりわからない系。


スケッチブックのラクガキ(?)みたいなのも展示されていて

解説には不思議な象形が~とかかかれてたんですが

わたしにはそのほとんどが性行為の体位のラフ画に見えました。

 

無題 多角形のある頭部 Untitled Head with Polygons

これも私には凄く性的な絵に見えた

赤い三角形は女の性器で黒い四角形は男の性器

白いうねうねはいわずもがな。

この絵にも凄く惹かれるものがあったけど

中学生には刺激強すぎるだろう。

抽象的なぶん余計にね。

実際中学生の団体が見に来てて

正直「何これわかんないw」ってぼそっと言っててお姉さん安心した。


あと彼の絵によく小さな満月がでてきました。

初期から中期にかけて特に。印象深かった。

満月って女性のイメージあるからなー。


個人的に好きな絵は 「白鯨」 と 「花火」 

ふたつともわかりやすくてかわいらしい作品。

形成期 と区切られていた展示の雰囲気は全体的に好きであった。

彼に生涯ひっついてまわる苦悩の影から一瞬解放された感じがした。

 




今画集が手元にないので

続きはまた今度(あるのかな・・・)


あとTwitterでも呟いたのですが、

わたしは 絵や音楽に わかる、わからない もないと思っています。

見て聴いて 感じたものが全て。

感じる部分が必ずあるはずなのです。

 

「わからない」 という言葉は

すでに感覚が察知しているはずの わかっている 部分を殺してしまう言葉。


とてももったいない言葉なのですよ。


注意深く見つめるのです

こころを静かに、その言葉を発する前に。

 

見えてくるものがあるはずです。

聞こえてくる音があるはずです。

感じるものがあるはずです。


それは心地よいですか?

それとも不快ですか?

お気に入りの色や音 フレーズ 呼吸、

あなたに焼き付けて。

 

あなたと出逢うために、その作品はそこにあるのかもしれませんよ。

 

 


久しぶりのブログ、もうすぐバレンタインですね。

読んで下さってありがとうございました。


utaco