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かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

梅雨の真っ只中なので、休日は出かける気にならず、ここ暫くは撮影に出かけていません。先週と今週末は、梅干しの仕込みをやっていました。


我が家の毎年恒例の梅干し作りですが、昨年は、手頃な和歌山県産の梅がほとんど出回っておらず、梅干し作りをしませんでした。なので、春先には全て食べ尽くしてしまいました。

今年は、先月末あたりから小梅が出回っていたのですが、行き付けの八百屋さんが閉店してしまったので買いそびれ、ようやく先週末に小梅を買ってきました。


一昨年から、小梅はカリカリ梅を作っていて家族に好評なので、今年もカリカリ梅を仕込みます。

和歌山県産が安く手に入ったのですが、少し買う時期が遅くなったので、熟しかけている梅も混ざっていて、カリカリにならないのも出来るかもしれません。


以下のものを準備します。

小梅3㎏、塩300㌘、一昨年の梅酢540㌘、卵の殻6個分、ホワイトリカー35度適量、冷凍保存袋(大)2袋、密閉出来る瓶


カリカリ梅は、塩漬け時にカルシウムを添加することで、柔らかくなるのを止めます。既に柔らかい梅を固くする訳ではありません。


先ずは、梅を洗って数時間水に浸けてアク抜きします。

ザルに上げて水切りした梅のヘタを、爪楊枝とかで丁寧に取ります。小梅は数が多いのでスゴく面倒ですな😅

ボールにホワイトリカーを適量入れて、梅を洗い、ザルに入れておきます。




次に、カルシウム液を作ります。

今回は、一昨年の梅酢を使いました。梅酢が無ければ、卵の殻の薄皮を剥がして洗い、乾燥させたものを砕いてお茶パックに入れ、梅と共に塩漬けしても良いのですが、梅酢を使った方が水が上がり安く、毎日混ぜ無くても良いので失敗が少ないです。


梅酢360㌘に卵の殻6個分を入れて、10分ほど煮出します。

カルシウムが溶けたして、泡がブクブク出てきます。

キッチンペーパー等で濾したら、カルシウム液の出来上がり。冷まします。


大きな冷凍袋2袋に小梅を1.5㎏ずつ分けて入れ、塩も半分の150㌘入れます。

塩を入れたら良く揉み込みます。梅の表面にキズを付けるのが目的です。


揉み混むと塩が溶けてきます。

最後にカルシウム液を入れます。
冷凍保存袋のままでも良いですが、今回は梅酒瓶に入れて、水が上がるまで常温で保存します。
一日か二日に一回、カルシウム液が混ざるように揺すっておきます。

1週間経った昨日、水が上がってきています。

浸けた梅はやはり柔らかいのもありました。柔らかいのを食べてみたら、フルーティーで美味しかった 😋



業スーで紫蘇の葉が売られていたので、一袋買ってきました。300㌘ほどありました。

塩を20%、60㌘を2回に分けて塩揉み、絞りを繰り返し、浸けて水が上がった梅の瓶から梅酢を少し注ぎ、紫蘇葉をほぐして、最終的に漬け込む瓶に移し入れ、冷蔵庫で保存します。


現在の様子です。




この週末は、大粒の南高梅も4㎏仕込みました。

カリカリ梅の仕込みと違うのは、カルシウム液を使わないのと、常温保存なので塩分は18%にします。

同じく、水が上がったら紫蘇葉を投入、来月には新生姜を入れて、常温で熟成させます。


出来上がり