冷却ファンの能力UP | かわうちのこ

かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

自作背面濾過水槽で、カクレクマノミとヤドカリを飼育しています。

今までクーラーは使ったことがなく、冷却ファンで夏をのりきってきました。水槽を新しく背面濾過に変えた今年もそのつもりで、今まで何年も使ってきた水槽ファンを、濾過槽に設置しています。

こんな、中華製の3連ファンです。


今月に入って暖かい日が続き、水温が27℃を越えてきました。前の水槽は上部濾過で、汲み上げポンプが水槽外にあったんてすが、背面濾過にして、同じ大きなポンプを濾過槽に入れているので、水温が高めになったように思います。同じファンを使っているのに、全然冷えないんです。水面が低いからか、カバーがあるからか・・どちらにしてもパワー不足のようです。

このファンは、もう2回も中のケースファン (汎用規格の80x25)を交換していて、最初のは3個で12V-0.6A(8W位かな)と書いてありましたが、かなり音がうるさくて、2シーズン目には3個共、それ以前に自作ファンに使っていた12V-0.1Aに交換し、更に数年後の昨シーズンには、↓の0.06Aに交換して、殆ど無音、省電力ながら、真夏でも28℃を越えた事が無かったんです。

パワーUPするにあたり、消音タイプの台湾製12V-0.15A 3個で6Wのものを、某フリマで安く調達しました。


先ずは分解。
電源ジャック側カバーの小さなネジ2本をはずすと、カバーが抜けます。
後は、3つのそれぞれのファンカバーが4本のネジを外すとカバーが取れます。中のケースファンは、これらのネジで共締めされているので、ファンも分解完了です。

新しいファンにはコネクターが付いているのですが、入るスペースが無いので、ケーブルを短くカットします。赤が + 、黒が-、黄色は使わないので更に短くカットします。

元のファンのケーブル接続部の半田付けを溶かして外し、熱収縮チューブを入れてから、新しいファンのケーブル色を赤、黒、間違えないように再度半田付けします。
ここで電源を入れて、回転チェック。

半田付け部に熱収縮チューブを被せて、ライターで炙ると、半田部をキッチリカバー出来ます。

組み立てです。
ケーブルの仕舞をして・・ケーブルを挟まないようにファンカバーをはめこんで、ネジ止め。奥のファンから順に、ケーブルを中に入れつつ差し込んで、最後に電源ジャック側カバーをはめてネジで止めれば完成!


音は少し大きくなりましたが、風の強さは段違いです。
果たしてちゃんと冷えてくれるでしょうか。