9日目 孵化の日を迎えました | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

クロニモのゼブラが4回目の産卵をしてから9日目、昨夜、いよいよ孵化の予定日になりました。一昨日、孵化しなかったので今夜こそと、ワクワクしながら準備開始。
餌のブラインも孵化しているし、隔離ケースに水を張って…ニモの水槽のポンプを全て止め、水槽を布で覆って、その時を待ちます。
1時間後…
部屋の明かりを消して、ハンドライトを手に水槽を覗きます。
あれ?卵はそのまま変化なし、稚魚も見つかりません。
今夜もダメなのか??
あと30分だけ待ってみよう…テレビだけをつけて待ちます。
既に時間は0時をまわっています。
更に30分後…
水槽を覆っていた布を取り除き、水槽の上からライトを照らします。
孵化していれば稚魚が寄ってくるはず…??
ダメだったか。
あきらめて部屋の電気を点けたその時『産まれてるじゃん!』とMMの声。
お~!数匹の稚魚が泳いでいます。
直ぐに電気を消して、プラカップを手に、MMにライトを照らしてもらって、稚魚を水面へおびき寄せます。同時にワラワラと沸いてくるように大量の稚魚が現れました。
たちまち水槽の中は稚魚だらけになりました。
更に1時間後…
水面におびき寄せては掬いを繰り返し、ついに9割方稚魚を捕獲し終わりにしました。
捕獲できなかった稚魚は、ポンプに吸い込まれたり親に食べられたり、水流にやられたりして、間違いなく死んでしまいます。出来る限りは捕獲しましたが、浮いて来ない稚魚は網で掬っても死んでしまうので仕方がありません。
 
親ニモです。
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捕獲した稚魚たち 100匹は超えていそうです。小さくて写り難いですね。
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漂っている小さな粒、底に溜まっているオレンジ色はブラインの幼生です。
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生命の神秘ですね~。
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これから3日間が勝負です。
ブラインを食べた稚魚は生き残るはず!