初めまして。3年の大西です。よろしくお願いします。

 

今日コーチと先輩と僕の三人で一年生がリモートでも練習できるように参考動画を撮影しに行きました。公園の隣の駐車場で撮影していたのですが、年中さんくらいの男の子が近づいてきて様子をじっと見ているので、張り切ってキレキレのシャドーボクシングを披露していたのですが、男の子はふいっと向こうへ行ってしまいあれれと思って見ていたらお母さんらしき人を呼んでこちらを指差してなにやら話していました。聞かずとも内容はおおよそ分かります。(涙)

そりゃあ確かに君から見たらお兄さんは変な人だけどお兄さんはお兄さんなりに一生懸命頑張ってるのよ。。。

 

さて、前置きとは全く関係のない本文に入ろうと思います。今年はどんな風になるかわかりませんがボクシング部では毎年夏合宿の後二週間のオフ期間があります。オフ期間の過ごし方は人それぞれで免許合宿に行ったり、帰省したり様々ですが僕はせっかくまとまった休みが取れるので去年は人生初の海外一人旅に行ってきました。今回はその時のことについて書こうと思います。

 

行き先に選んだ国はギリシャです。僕は史跡や遺物を見るのが好きなので是非一度は行ってみたいと思っていた国でした。アテネ国際空港から市街の中心部へ移動して地下鉄を乗り継ぎ、最初に来たところがこちらです。

アテネ国立考古学博物館です。見ての通り神殿風の大変綺麗な建物です。展示の内容も素晴らしくて歴史の資料集や古代美術の解説書に載っているような有名な出土品が展示してあります。僕はここの展示品の中で是非見たいものが一つありました。これです。

 

はい。大体分かるとは思いますがこちらの壁画、題名は「ボクシングをする少年」だそうです。元々はサントリーニ島という今ではエーゲ海クルーズの寄港地として有名な島で発掘されたそうなのですが現在はアテネで見ることができます。紀元前17世紀の物だということで3500年以上も昔のボクシングの様子です。この壁画からだけでは当時のボクシングがどんなものだったのかうかがい知ることはできませんがいろいろなことを想像できて楽しいですよね。

 

しかし気になったのですが右側の少年、パンチを打っている時に逆の手でのガードが完全にお留守になっていますし顎も上がってしまっています。この格好だとカウンターをもらった時に本当に危ないので入部した当初にコーチにみっちり叩き込まれたのですが今でも自分の試合の映像を見ていると時々こんなことをやっていたりします。残念なことに僕のボクシングテクニックは3500年前の水準から一歩も進化していないようです。なんだか親近感が湧きますね。(反省)

 

この壁画の他にも感動した展示はたくさんあってできればここにも書きたいのですが、いざ書き始めるとそれこそキリがないので割愛します。そういうわけで夢が一つ叶った僕は満足して考古学博物館を後にしたのでした。

 

*画像は本文とは関係ありません。各地の遺跡のあちらこちらに落ちていた遺跡ニャンコ・ワンコたちです。かわい〜❤️(≧∀≦)

 

最後に

結局ギリシャには三日間滞在してその後イタリア、フランス、ロシアと計二週間かけて回ったのですが面倒臭がって一度も日焼け止めを塗らなかった結果こうなりました。

日焼け止めはちゃんと塗ろう!

ここまで駄文に付き合って下さり本当にありがとうございました。

 

次はキャリア4戦全勝無敗、FX投資も始め将来は大金持ち間違いなしの東大ボクシング部のメイウェザーこと藤本に託しました。フジウェザー任せた!