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歌奴の「奮闘努力の甲斐もなく」

四代目三遊亭歌奴のブログです

あっという間に中日です。

初日の様子は先日書きましたが、二日目は「五貫裁き」。

やり慣れている噺ですが、この噺は乗れると大変うまくいきます。

逆に乗れないと残念な結果もありうる難しい噺です。

この日もお客さんが明るくて乗せて下さり、うまくいったと自分では思っています。

 

三日目は「谷風情け相撲」、別名佐野山です。

私の人生の中でおそらく一番演っている噺です。

いつもは寄席などで15分から20分くらいの短縮バージョンでやっています。

今回はトリなどで最低30分はないといけません。

普段やらない部分やちょっと「あんこ」を入れながら演りました。

高座を降りて時計を観たらちょうど30分!

師匠の先代圓歌なら「俺ァ時間の神様だな」と言う所でしょう。

最もうちの師匠は腕時計を見ながらやってましたが(^^;

 

四日目、昨日は「小間物屋政談」。

トリが決まって稽古してもらった噺です。

今日で二回目。

これからも演りこんで行きたいと思います。

 

今日は「阿武松」、私が一番初めに手を付けた相撲噺です。

ぜひご来場下さい!

この画像をご提示いただくと割引になりますので、どうぞご利用ください。

 

 

2020年10月中席(11日から20日)鈴本演芸場夜の部のトリを務めます。

今回は私が好きな噺、相撲噺と大岡政談を5席ずつやります。

題して「歌奴五裁き五番勝負」!

私の持ちネタでお裁き物は「人情匙加減」「五貫裁き」「三方一両損」「鹿政談」「天狗裁き」とありますが、鹿政談と天狗裁きは大岡越前が出て来ません。

また、相撲噺は「阿武松」と「谷風情け相撲(佐野山)」『相撲風景」。相撲風景は短い噺でネタではありません。

ですので新たに覚えなければいけない噺が多数!

8月下旬にこの企画が決まり、それからはもう毎日稽古三昧。

9月から10月上旬は噺家人生で一番稽古をしました(^^;

「花筏」「小間物屋政談」「小田原相撲」「越の海」「大工調べ」などを新たに稽古をつけてもらい覚えました。

そして昨日迎えた初日、ネタは「花筏」です。

明るいお客様に助けられました。

二日目の今日は「五貫裁き」です。

ご来場をお待ちしております。

お知らせばかりで恐縮ですが、10月11日から20日まで鈴本演芸場夜席のトリを務めます。

今回はネタ出しで、私の好きな大岡政談と相撲噺を5席ずつ、計十席日替わりで申し上げます。

現在稽古に明け暮れる毎日、こんなに稽古しているのは噺家になって初めてです(^^;

上の画像をご提示いただくと200円割引になりますので是非ご利用ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

 

申し訳ありません。

ご案内を。

 

10月10日土曜日、人生初のオンライン独演会を開きます。

 

まさか自分が、こんな大それた事をやるとは・・・・。

コロナ禍で何かしなくてはという思いは今年の三月下旬くらいから思っていました。

ですが、何をしていいかわからず半年弱。

この度色々な皆様方のご協力を戴き、やっとオンラインでの落語会の開催にこぎつけました。

ゲストは太神楽曲芸の鏡味仙志郎師、呑み仲間でありいつもお世話になっている先輩です。

オープニングトークは動画サイトのチャット機能を用いて、お客様方のコメントを拝見しながら進めていきます。

その後は落語・太神楽・茶番と盛りだくさんの内容です。

無観客の会ですが、お家や移動先で寄席の雰囲気を楽しんで頂こうと思っております。

是非ともご視聴くださいます様、よろしくお願いいたします。

 

https://utayakko-yose.peatix.com/

 

御視聴はこちらからお願いいたします。

 

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

 

年が明けて早八日、何を寝ぼけたことをとお思いの方もいらっしゃるでしょう(^^;

ブログもすっかりご無沙汰しちゃって。

今年はもうちょっと更新を頑張ります。

 

正月初席は鈴本演芸場と浅草東洋館の出番。

浅草演芸ホールの代演や六本木ヒルズのイベントの仕事、そして北区にある梶原いろは亭の正月興行。

元日から張り切っております。

正月二之席(11日~20日)は鈴本演芸場の13時45分上がり、下席(21日~30日)は鈴本演芸場の18時45分上がり。

その合間を縫って岩手の北上や福岡、静岡の掛川にお邪魔します。

 

お正月から忙しいのはありがたいことです。

今年も一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

5月31日は「ひのとみ四人衆」です!
爆笑落語で鳴らす林家たけ平さん。

工夫が光る太神楽の翁家和助さん。面白くって為になる動物ものまねの江戸家小猫さん。

そして私。

 

昭和52年「丁巳(ひのとみ)」生まれの四人が集結するひのとみ四人衆、今回で4回目となります。
楽しい会になる事請け合いです。
ぜひご来場下さい!

「第四回 ひのとみ四人衆」

5月31日(金)18時開場 18時半開演

会場 池袋演芸場

出演 三遊亭歌奴
林家たけ平
翁家和助
江戸家小猫

料金 前売予約 2500円
当日 3000円

ご予約は
utahiko_oita@yahoo.co.jp
までお願い致します。

 

大変ご無沙汰しました。

今日は私の師匠、三代目圓歌の三回忌。
二年前の今日、本来の出番は末広亭昼席から鈴本演芸場の夜の部のトリ。それに加えて池袋演芸場の代演を受けていました。
池袋演芸場に楽屋入りする直前に師匠が搬送されたとの報を受けました。
出番までに間がなく、高座を務めてから急いで表に出ると留守番。師匠が亡くなったという報でした。
末広の高座は直後でしたので、色々考える暇もなく務めました。

師匠の家に向かい、一門の話し合いで師匠が亡くなった事は明日一斉に発表と決まりました。
その日の鈴本のトリの高座は辛かった…。
師匠が亡くなったという事が段々と実感として湧いてきます。
楽屋でもお客様にも誰にも言う事ができない辛さ。
この日の高座は途中で泣いてしまうかもしれない、それもいいかと覚悟を決めて「阿武松」をやりました。
大飯食らいの若い衆が、良き師匠のおかげで横綱にまで昇進できたという相撲噺です。
幸いにも途中で泣き崩れる事も無く、無事に噺を終えました。
「バカだなお前は。しっかりしろよ。」
師匠はそう言っていたような気がします。

長い長い平成29年の4月23日。
二年後の今、四代目圓歌襲名披露興行を、奇しくも池袋演芸場で行われています。
四代目の襲名を誰よりも喜んでいるのはうちの師匠だと思います。
私も残りの高座、一生懸命務めます。

随分久しぶりの投稿となります。
ご無沙汰して申し訳ございません。

1月21日から鈴本演芸場夜の部でトリを務めています。
初日が「子は鎹」、二日目が「阿武松」、三日目が「寝床」、今日は四日目です。
画像をチケット売り場で提示して頂きますと300円割引になります。


またご予約頂くと、鈴本演芸場特製の前売券「いの一券」をご用意致します。
ご予約は
utahiko_oita@yahoo.co.jp
までお願い致します。

皆様のご来場を心よりお待ちしております🙇‍♂️

大沢温泉をたっぷり堪能して、いよいよ仕事モード。

北上市へ移動途中、春陽さんのリクエストで清水寺に寄りました。

日本三大清水寺のひとつだそうです。

雪の中の佇まいがなんとも言えません。

雪の参道。

 

そしてお馴染み、後悔の図。

 

さあいよいよ、北上市に到着です!

ありがたい事に、きたかみ本牧亭は毎年よんで頂いています。

商店街のコミュニティスペースが、年四回寄席になります。

1日2回公演を3日間。毎回40人~60人くらいのお客さんが来てくださいます。

きたかみ本牧亭の楽しみの一つが昼食。

毎回近くの更科さんに食べに行きます。

街のお蕎麦屋さんですが、とにかくメニューが多い!それがすべて美味いときてる。

毎回熟考するので、この頃では前もってぐるなびでメニューを調べ対策を練っています。

で、初日のメニューがこちら。

鍋焼きうどん+筋子おにぎり

やはり寒い時は鍋焼きでしょう!

たまりません!

筋子おにぎりは、まあ、勢いです。

 

二日目のメニューはこちら。

チャーシューメン+ミニカレー

ラーメンは豚骨、味噌、醤油、塩、なんでも好きなのですが、醤油はあっさりがいいですね。

この透き通ったスープ!

ミニカレーもお蕎麦屋さんのカレーという感じで美味しかったです。

我ながらこの2日間の選択は大正解でした!

バランスがとか、炭水化物がというご意見もあるでしょうが、たまには何も考えずに美味い物を食う。こういう日があっても良いのではないでしょうか。

とか言いながら、大体どこに行っても私のメニューはこんな感じです(^^;

 

次の日は更科さんがお休みだったので、違う所で昼食を戴きました。

底も美味しかったのですが、私がメニュー選択を誤ってしまい・・・。

いつかまたリベンジしたいです。

 

一応仕事の事を書いておくと、きたかみ本牧亭のネタはこんな感じです。

 

初日 一部

「越の海」     春陽

「匙加減」     歌奴

二部

「初天神」

「新聞記事」     歌奴

「安兵衛婿入り」  春陽

二日目 一部

「荒茶」       春陽

「御神酒徳利」    歌奴

二部

「うどん屋」     歌奴

「五貫裁き」    春陽

千秋楽 一部

「ちりとてちん」  歌奴

「徂徠豆腐」    春陽

二部

「木津の勘助」  春陽

「ねずみ」      歌奴 

 

春陽さんは噺も面白いし、雑学もすごい!
大変楽しい旅でした爆  笑

すっかりご無沙汰してしまいました。

池袋演芸場の主任興行も無事終わり、ようやく普通の生活に戻りました。

ご来場いただいたお客様、厚く御礼申し上げます。

前回3年前に行った大沢温泉を書きましたが、今回は2月に行った大沢温泉の事を書こうと思います。

 

2月に岩手県の北上で3日間お仕事があり、その前日に山下先生のご招待を受け南花巻温泉郷の大沢温泉に行ったというのは前回書きました。

今回の北上は寒いと聞いており、服装に結構迷いました。

着物で行こうか洋服で行こうか。

雪の降りしきる東北に着物で行く?なにを考えてるの?と言われそうですが、暖かさからすれば着物は断トツです。

まあロクな洋服を持っていないという事もありますが・・・。

そんなわけでFacebookでアンケートを取ってみました。

 

着物でというご意見が多かったので、乗っかって着物で行きました。

何をニヤついとるか。

 

で、大沢温泉はこんな感じ。

 

後悔の図。

でもいいもん。あったかいもん。チュー

 

そんなわけで、大沢温泉の雪景色をお楽しみください。

浴衣の山下先生、相棒の神田春陽さん。

先生、寒くないですか(^^;

この写真の右側が混浴露天風呂。

撮る度胸はありません。

 

前回も泊まった旅館部「菊水館」のお部屋。

部屋の中はよくヒーターが効いています。

窓の外は銀の雨ではなく、つららが降ってきそう!

一っ風呂浴びて、夕食です!

料理の一部。この後も色々出てきました。

大変美味しゅうございました爆  笑

 

ご招待いただいた山下先生に感謝感謝でございます。

ありがとうございましたm(__)m