好奇心旺盛すぎますが、よろしくお願いしまうた! -5ページ目
先日、ホラー作品は苦手だと書きました。

あの煽るような挿入歌&効果音演出、一回ほっ……とさせてからの逆転登場、いいところまで逃げ切れてしまう主人公、笑えるくらいベタベタの展開でも、あのゾクゾク感と不快感をわざわざ味わおうとは思えないのです。

つまり、怖いものは怖い!


けれど、人生とは無情なもので、気がついたらホラー作品を観ている……ということがごく稀にあります。

なんとか努めて冷静に観ている風を装うために、自分との戦いが始まります。

手始めにツッコミ。心の中でツッコミの先制攻撃ラッシュ……といきたいところですが、いかんせん「事が始まらないことには」ツッコむ隙間がなく、ただの演出や役者さんへの悪態になってしまい、虚しくなることこの上なし。

かと言って「事が始まってしまう」と、もうツッコミどころではなく、自分の手首を握りしめて心拍数を数えるくらいしかできません。

けれど、その「心拍数を数える」という行為は、逆に画面で繰り広げられる虚構と自分の身体に起こる異変をシンクロさせる結果になり、ただただ怖さを増強させるだけだったりします。

そして最終的に辿り着くのは、主演女優さんの歯並びを凝視する戦法。
追い詰められて口を一文字に結ぶ方はいませんからね。

これが意外と、一番現実に戻りやすくていいのです。

歯並びの神秘に気持ちを落ち着かせた瞬間に、大体、ホラーサイドの主役のどアップがきて、その血走った目に全てを持っていかれるんですけどね……。


そういえば、ホラーサイドの主役が私服の女性の場合、高確率でワンピースな気がします。


「自撮り」という言葉がいつから使われているのか分かりませんが、うちのデキる相棒(先述の電子辞書)に問うてみたところ、広辞苑には「自分撮り」大辞泉には「自撮り」で記載されていました。

私はこの自撮りというのが苦手で気乗りしないのであまり撮りません。
この苦手意識はどこから来るのかというと、結局は出来上がった写真に写る自分が好きじゃないのですよね。写真写りを気にしているのだと思います。恥ずかしながら。

けれど、誰かのスナップ写真におさまる時の写りはさほど気になりません。変顔でも美味しいなぁと思う時の方が多いのです。
(顔ではなく二の腕とお腹周りが気になって一時的な反省をすることは多々)

自撮りとスナップ写真、どうしてこうも、自分の写りに対する認識が違うのでしょう?どうしてスナップ写真より自撮りの方の写りにこだわるのでしょう?


それより、スナップ写真て言い方、古くない?

またまた相棒の登場です。

スナップ-しゃしん→スナップ-ショットに同じ(速射の意)
①動く被写体を手早く撮影すること。特に相手に気づかれないように自然な状態を撮ること。また、その写真。
[広辞苑]


古い古くない以前に、意味を間違えて使っていました。

ポーズをつけて「はい、チーズ」した写真はどう呼べばいいのでしょうか。
そしてこうした疑問は、どう相棒に問えばよろしいのでしょうか。
今日の東京は30度を超える真夏日だと言われていて、日焼け対策バッチリで外に出たのに肌寒いくらいの曇りでしたね。

近年は梅雨らしい梅雨がないままに真夏に突入しその後集中豪雨、残暑が続くなぁと思ったら一気に冬に突入なんてパターンが多くなってきたので、しっかり雨が続く梅雨というのが恋しくもあります。

梅雨というのは、一年に数回しか出動しないわりに、我が物顔で靴箱を占領している長靴……レインブーツさんが陽の目を見る時期でもあります。
雨なので陽は出てないんですけどね。

足首まで水たまりに浸かっても、全然濡れない足先。レインブーツ、無敵。

その「無敵感」に気分が高揚してしまい、必要以上に水たまりにハマりに行ってしまう傾向にあります。

マリオがスターを取った時って、きっとあんな気持ちなんでしょう。

調子に乗って水たまりに思いっきり踏み込んで、レインブーツの上から水が入り込んだ時の気持ちと、無敵タイムが終わった瞬間クリボーと衝突してしまったマリオの気持ちも、きっと一緒です。

ずっと欲しかった電子辞書を買いました。
富山で育ち大阪で過ごした時間が人生の大半なもので、標準語のアクセントに弱い私は、NHK……日本放送協会のアクセント辞典を愛用しているのですが、いかんせん、辞書というものは持ち歩きには不便なものです。
電子辞書ならコンパクトで、音声が流れるので発音するにはめちゃくちゃ便利。

最近の電子辞書はコンテンツ数も豊富で、国語・漢字辞典はもちろん、外国語、歴史、地理、いろんな辞典・事典や、なんと文学にクラシックまで聴けるという充実ぶり。
英語の発音トレーニングなんて、お手本と自分の発音を聞き比べられるという、なんとも神コンテンツなのです。

これは便利。素晴らしい。
最強の相棒です。


最近漢字の勉強を始めまして、空き時間に漢字辞典や熟語辞典をパラパラ見たいなと思って、愛用の電子辞書を開いたのですが。

……あれ?パラパラできない。

紙じゃないからというボケではなく、検索しないと一言も出てこないという構造なことに気がついたのです!
紙の辞書ならば、開いたところを読むとかできますが、電子辞書はそれができないのです。

なんてこと!
そんな弱点があったとは!!!


しかし、人も完璧な人より弱いところを垣間見せた方が人間性を感じられて好感度が上がります。
なんだ。完璧な相棒にも弱点あったのか!
より愛しさが込み上げてきま



……とここまで書いて、「あ」と入れて「あ」から始まる言葉を見ていけばいいんじゃないかと気がつきました。

解決しそう。
相棒はやっぱり最強完璧な相棒になってくれそうです。
もうだいぶ前からの話ですが、雑誌の付録が豪華というのがスタンダードになっています。

何となく本末転倒な気がしていましたが、付録自体がお目当てで購入する、これは昭和の少女漫画本時代からありましたし、学研の科学と学習なんて完全にそちらがメインだったなぁと思い出し、違和感は解消されました。

余談ですが、昔科学館や博物館に申し込みチラシが置かれ、定期購読限定の通信販売方式だった『コペル21』という雑誌が大好きでした。宇宙とか遺跡とか進化とか、いわゆる科学と歴史とミステリーにまつわる知識の面白さを知ったのは、その雑誌のおかげです。

すでに廃刊となってしまっており、バックナンバーもとうの昔に廃品回収のトラックの荷台に乗せてしまった『コペル21』
いつかまた出逢いたいものです。