大都会の罠満員の山手線で、 電車のドアに挟まれましたは髪の毛一本。 引っ張った時、 ドアの隙間から抜けるか頭皮から抜けるか。 ……賭けだ。 いや待て。 そんなリスクを背負うなら、 新宿でドアが開くのを待てばいぃ。 無駄な冒険は避けよう…。 「新宿~新宿~♪」 逆側のドアが開いた。 どうする俺!どうするっ!!!