Seikoです。
フランスでは、
今日は「ミュゲの日」ということで
大切な人にスズランの花を贈るのだそうですね。
「幸せでありますように」の想いをこめて。
この季節、
いつものお散歩コースにも
あちこちにスズランの花が咲いています。
さて。
岐阜に素敵な古本やさんがあるということで、
訪ねてまいりました。
こちら、徒然舎さん です。
なんというんでしょうか・・・・・
ドアを開けた瞬間から、
本好きのハートを鷲づかみにする
うっとりした空気が流れていました。
靴を脱いでお店に上がります。
本棚には所狭しと本が並んでいますが、
コーナーごとに見やすく配置されていて、
小さな隙間には雑貨や文房具、モビールが飾られています。
ああ、この空気。
ちゃんと写ってる?
わたしはとりあえず、
暮らし関係のコーナーに釘づけ。
静かに息をひそめて待つ本たちを、
1冊1冊、ていねいに手にとる。
どれも状態がよく、
大切に、読まれていたことが分かります。
その中から、
緑やお花の本を選んで3冊買いました。
とってもきれいな本で、
ページをめくるたびに幸せになります。
店内では、
すてきな作家さんの展示会を行なっていました。
シューベルトの歌曲を絵と文字にした、
独特の繊細で美しい世界。
学生時代に習った「Die Nachtigall 」は
ナイチンゲールのことだったのだと、
初めて知った驚き。
そして店内には、
最近気に入っている畠山美由紀さんの歌が
オーナーさんのセレクトで流れていて、
またまたびっくり。
隅から隅まで、
丸ごとわたし好みの空間でした。
やさしい本の精に会いたくなったら、
また行きたいと思います。