強者と弱者
強者と弱者を分けてしまえるのは、その間に「普通の人」という枠があると、信じ込めてしまうからではないだろうか?
それを信じて、思い込んで、
それ以上でいたいとか、
それ以下にはなりたくないとか、
そんなヒエラルキー(階級・序列)の中で、少しでも上位に位置しようとしながらも…
責任からは逃れていたい。
評論家を気取っていたい。
そのくせ被害者ぶって、
加害者としての実害を自認しない。
そうなのだ。
僕たちは、自分自身の人生の当事者性を失っている。
加害者でも、被害者でもない。
ましてや強者でも、弱者でもない。
当事者として、自分の人生を引き受けていない。
成功も失敗も、誰かや何か、自分の思いではないモノサシではかるのではなく、自分としての目標を実現する。
成功も失敗も自分で引き受ける。
その覚悟をして生まれて来たはずなのに、それを忘れたフリをして暮らしている。
支援者だとか、被支援者だとか。
それすらも時に忘れてしまうぐらいに、自分の人生への当事者性を思い出さなくてはいけない。
Remember!