平和祈念資料館。
この春、リニューアルされたみたいなのですが、その内容がヤバいのです。
まず、最初の部屋へと続く通路。
ここをウチの奥さんは、「原爆の被害にあった人たちが歩いた、黒い煙の立ち込める街ではないか?」と言った。
全くその通りだと思う。
そして、最初の部屋。
真ん中の部分にはひたすら原子爆弾が落とされ続ける。(あえてこう表現させてもらう。)そして、その周りには、砕け散った広島の街が広がる。
さらに次の部屋、また次の部屋…。
いわゆるネタバレになるので書きませんが、心に刺さります。
修学旅行生の立場でこれが分かるだろうか?子どもを持ち親になり、子ども食堂や学習支援に携わったからこそ分かる、未来を絶たれる悲しみ。そして、その未来の希望としての尊さ。
ぜひ行ってみてほしい。
最後の通路。
四角い窓枠の向こうに見える広島の街並みには、もう二度と最初の部屋のような景色にしてはいけないと誓う。
ヒロシマはまだ生きている。
そして、語り継ぎ続けている。