アメリカ同時多発テロから16年。
昨年は単独ライブ『秋場所』の開催日であり、「 9.11 inochi 」と銘打って、ライブに臨んだ。
あの日から、何にも想いは変わっていなくて、命は１つにつながっていて、今、その感覚や実感が社会や世界全体で、どんどん薄れていっている。
その感覚を感じられる心こそ、感性であり、これからの時代でさらに必要とされていく性能（あらゆる人に備わる能力）であると思う。
現状の社会は明らかにおかしな方向に向かっている。
おかしな方向に向かって突っ走る社会に、おかしいと言わないと何も変わらないのは、おかしなことではない。
おかしな社会におかしいと言わないのなら、社会はおかしなままだ。
「変だよ。」
「おかしいよ。」
「それは違うんじゃない？」
一見、相手を否定しているように聞こえてしまう言葉でも、話し合いを始めるために、理解し合うために、思い切って踏み出す勇気が変えるのは、社会だけではない。
ほんの一瞬前まで、人生の舞台袖で、誰かの人生を馬鹿にしたり、憧れるだけで済ませていた、自分を変えることにつながる。
だから、また、今日からここから自分も周りも大切にして、みんなが仲良く暮らしていける知恵を絞ろう。
関わらなければ、
何にも始まらない。
関わることを、
全ての始まりにして。