ふとしたことから、金子みすゞさんの詩、「星とたんぽぽ」を知ることになる。
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星とたんぽぽ
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのやうに、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
散つてすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまつて、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼に見えぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
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そして、なにげなくその一行目を鼻歌まじりに歌にしてみると「あ、これはいけるな。」という手応えがきた。
先ほどスタジオでギターを弾きながら、そのメロディーに詩を乗っけて唱ってきた。
結果から言うと、難しい。
本当に難しい。
100年近く前に綴られた詩と、自分の間にある隔たりの大きさを痛感しました。
さっさと音を録って、アップしようと思っていた自分が情けなか~。