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【番組詳細】
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「ソーケン有吉の忘れちゃいけない3.11」
3月13日(金)【13時~14時】
かわさきFM FM-79.1MHz
★放送中は下記アドレスの「サイマル(インターネット)」や「Listen Radio」でも全国から視聴して頂けます!

ブーケ1サイマルブーケ1
http://www.simulradio.jp/

黄色い花Listen Radio黄色い花
http://listenradio.jp/
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【番組観覧ご希望の場合は】
武蔵小杉駅からすぐの、武蔵小杉タワープレイス一階「かわさきFMサテライトスタジオ」前で観覧頂けます。
http://www.kawasakifm.co.jp/access.html
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今日で東日本大震災から4年が経ちました。
この震災でお亡くなりになられた方々に、
改めて哀悼の意を表したいと思います。

今もなお、行方不明になられたご家族の方を探しておられる方、
仮設住宅にお住まいの方、
被災し壊れかけた家に住み続けておられる方、
震災後ずっと心の病を抱えておられる方、
4年が経過した中でも、
復興過程においてはまだまだ問題があることを感じます。

この番組は、4年を過ぎてもまだまだ末永く、
現地の復興の様子や現状を伝え続けていきます。
今月も60分間、よろしくお願い致します。


さて、今日は私が曲を書かせていただいている、
映画「未来シャッター」の楽曲の打ち合わせに行ってきました。
一時間程で詰められるかと思いきや、
気づけば6時間ほど、遅い時間まで監督と激論を交わしていました。

どれだけ考えても絶対的にこれが正解という答えがないものだから、
「こういう切り口はどうか?」
「ここはこっちの方がいいような気がする、いやでも、、、」
「ストレートよりクセを持たせた方が印象に残るかも?」
「映画のテーマのマージナルをどこに入れるか?」などなど、
果てしなく意見交換をしてきました。

また、映画に関わる方がとても大人数なので、
監督の描く主題歌像と色んなスタッフさんの描く主題歌像、
私が監督やスタッフさんのお話や台本の中から受け取る主題歌像、
それぞれが一番伝えたいメッセージの内容、
それが個々に少しずつ違っていて、
最終的にどの方向へ進むかもなかなか答えが出ずでした。
そして一旦持ち帰りで、また今から練ります。
ゴールはなかなか遠いけれど、勉強させて頂いています。

ただ一つだけ進んだのは予告編に使用される予定の挿入歌。
こちらは今日もう一度監督にもスタッフさんにも聴いて頂き、
OKをもらい、
ようやくアレンジに進めるところまできました。
少しホッとしました。

この挿入歌のテーマは、「復活・再生・復興」です。
もちろん映画のことを頭において書いたのですが、
私の中でずっとあった震災への想いもここに込めました。
ラジオのパーソナリティをやらせて頂く中で、
現地の状況に耳を傾ければ傾けるほど、
どういう言葉で復興を願えば良いのかずっと考えてきました。
行き着いたのは、ありきたりかもしれませんが、
「未来を未だ諦めない」ということでした。

人は強いけれど弱いものです。
前向きな気持ちをずっと持ち続けるのも難しい。
そんな時にこの曲を聞いて一人でも前を向いてもらえる人がいたらと思い、
作った曲です。

どんなに絶望的でも、必ず未来は残されています。
ここから、未来に向かって生きましょう。