今日は、月に一回ある市内の読み聞かせグループさん主催の読み聞かせ勉強会に出席。

教科書は『えほんのせかい こどものせかい』 松岡享子 著


この本を読み進みながら、富士市の図書館事情、学校読み聞かせ事情などを織り交ぜ、

多勢によみきかせをする際の心構えや、選書の大事さ他もろもろ学ぶ。

この本、必読ですよ!おすすめです。


印象に残った話は、《「読む」のではなく「語る」。一生懸命読んでますっていうのは、聞くほうも疲れちゃうのよ。

聞きごこちのいい声(大きさ・声の高さ)でね。》だ。

練習が不足しているまま、読み聞かせすると、まさに「読む」だけになってしまう。

いつも最初は練習してから、読み聞かせに入るんだけど、同じ本を4クラス読むから3回目くらいには、

まったく読まないでクラス入りしてしまう・・・語るからはかなり遠いところにいる気がするうっ・・・反省。


この勉強会に参加して5年目。毎年同じテーマで、教科書を進めていく。今年の5月と去年の5月は

ほぼ同じ内容だ。

でも、自分の心境や、子どもの年齢の変化で、毎回新しい学びがあって楽しい。


そして、一番のお楽しみはこれ!

毎回2~3冊の読み聞かせをしてくれる。

今回は、この2冊。

『よーいどんけついっとうしょう』 梅田俊作・佳子 作・絵  岩崎書店

 今、子どもたちは運動会の練習の真っ最中。頑張っても、空回りしてしまう主人公によりそい、

 一緒にどきどきしてくれそうな一冊。裏表紙まで、話が流れているので、丁寧に閉じ、表紙にもどす。


『おさらをあらわなかったおじさん』 クラジラフスキー文 バーバラ・クーニー絵 光吉夏弥訳 岩崎書店

今朝、畑の雑草取りに夢中になり、時間ぎりぎりになってしまい、

まさに「おさらをあらわなかったおばさん」だった。なんだか、とほほな気分。