最近雑草話が続いたなぁ・・雑草も絵本で見ている分には、けっこうグッドいいです。

読み聞かせにはどうかなとも思えるのもありますが、うちの本棚から、雑草本の紹介。


『校庭のざっ草』 有沢重雄さく 松岡真澄え  (福音館書店)


学校の校庭の片隅にさいている、どこででも発見できる身近な雑草が、

季節別、花色別に紹介されています。

花色べつに描かれているので、そとで発見したかわいい雑草の名前を

みつけるのにとてもよい絵本です。

松岡さんの細密画が、写真以上に本物で、温かみも感じます。

雑草っていうけど、かわいい花さかせるんだよねぇ・・・かわいいって思っている間に

種になって飛びまくって、次の年そればっかになっちゃうんだよガーン

この本は図鑑な感じなので、おうちでお子さんと身近な雑草で楽しむのに最適です。


『つくし』 甲斐信枝さく (福音館書店)


先日たたかったスギナ。ぶっちんぶっちん切れちゃうむきーーーーーむうっってなるスギナ。

スギナの子『つくし』の四季のうつろいがわかる一冊です。

根っこの様子や、茎の断面図なども掲載。冬の間、じーっとあたたかくなるのをまっているつくしの

様子にいとおしくなります。なるけど・・・つくしのうちはかわいいんだけど・・・ねぇ


『たんぽぽ』 平山和子 ぶん・え (福音館書店)


子どもってたんぽぽ好きですよね。

わたげ飛ばすのもほんと好き。

たんぽぽを抜くと、太い根がぶちって切れてしまいます。

それもそのはず、4ページにわたって根っこが描かれています。「こんなに長いのか・・・」って思いました。

たんぽぽの花、一日目の花と二日目の花と違うって知ってますか?

私はこの本を読んで初めて知って、子どもとたんぽぽ見つけては、

「これは一日目だね」ってやりました。楽しいです。

かわいいね、楽しいねってやってたら、うちの庭はたんぽぽだらけになってしまいました。うっ・・・


この本は、3年生の一学期に学校の読み聞かせにも活用。時計5分