さあ、調査に出かけよう!
ボクがこの島へやって来た理由、それはオーキド博士に呼ばれたからだ。
オーキド博士はポケモン研究の第一人者で、今はこの島のポケモンを調査しているそうだ。
オーキド博士が作っているポケモンレポートに載せる写真を撮ることがボクに与えられた仕事だ。
ボクはさっそく仕事に取り掛かった。
最初の撮影地はビーチだ。
撮影に使うのはオーキド博士が開発したゼロワン号。
このゼロワン号は決められたコースを自動で走行する。
ボクは撮影に集中できると言うわけだ。
線路脇からポケモンが飛び出してきた。
あれはドードーだ。
ボクは急いでシャッターを切った。
ニャースが高台から顔を出し、こちらを脅かそうとしている。
シャッターチャンスだ。
いい写真が撮れたな。
コースを回り終わると、オーキド博士が写真の判定をしてくれる。
ポケモンのポーズや撮影テクニックなどが審査されるんだ。
博士に認められると、新たなコースへ向かうことが許される。
今度はトンネルか。
ここにはいたるところに、かつて人が使っていた発電設備が残されている。
ポケモンの中には素直に撮影させてくれないものもいる。
コイルがそうだ。
カメラを向けると謎の磁場を発生させて、撮影ができなくなってしまうんだ。
おや?
あのマルマインはあんなところで何をしているんだろう。
ボクが困っていると、オーキド博士は撮影に仕える便利なアイテムを渡してくれた。
それがリンゴ型のポケモンフードだ。
これを使えばポケモンと仲良くなれるらしい。
ボクはさっそくポケモンフードを使ってみた。
ポケモンフードを投げると、ポケモンは喜んでそれを食べ始める。
ボクはその隙にコイルを撮影した。
あ、手元が狂った。
マルマインにぶつけてしまった。
するとびっくりしたマルマインは大爆発。
その衝撃で、コースをふさいでいた大岩が破壊された。
これで新たなコースへ行けるぞ。
それからボクは色々なコースで写真を撮りまくった。
火山地帯では伝説の鳥ポケモンも撮影できた。
リバーではポケモンフードにつられて出てきたフシギダネを激写。
渓谷で撮影中に、ボクはオーキド博士と会った。
オーキド博士は「ポケモンの印」について現地調査している所だと言った。
ポケモンの印とは風景がまるでポケモンのように見える所だという。
ボクはその印の撮影も任されることになった。
ボクは島中を回り、6枚のポケモンの印の写真を撮った。
オーキド博士にそれを見せると、これらはすべてポケモンアイランドから見える星座だろうと言った。
空だ。
あの虹色の雲が最後のコースだったんだ。
あそこに印を作った何者かがいるに違いない。
慌ててボクはカメラを構え、シャッターを切った。
ついにミュウの撮影に成功したんだ。
でも後ろ姿だけど……
まさかこの島にミュウがいたなんて。
オーキド博士も大喜びだ。
レポート作りに一区切りがついたとオーキド博士は言ったけど、ボクはまだ撮影し足りない。
この島のポケモンをすべて撮影してやるぞ!
記事には書いていませんが、ポケモンが嫌がるイヤイヤボールや、楽しくなって踊りだすポケモンの笛といったアイテムも登場します。
それらを使い分け撮影していきます。
特にイヤイヤボールは使う機会が多く、別のポケモンに擬態しているメタモンの正体を暴いたり、ベトベターを進化させたりします。
今作は「Nintendo Switch Online」で配信されていますし、今作をベースにしたswitchソフト「Newポケモンスナップ」も発売されています。
撮影旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
【今回紹介したソフト】