ヒーラーを追ってタンカーへとやって来た三人。
タンカーの中には殺し屋が待っているのだという。
しかし逃げるわけにはいかない。
三人はタンカーに乗り込んだ。
そこで待っていたのは魔物の殺し屋。
全員で5人の殺し屋がナオトたちを狙っているという。
しかし、マーダーは道連れだと言い、自爆してしまった。
その衝撃でタンカーに穴が開いてしまう。
その殺し屋、デストロイヤーは電気を使って攻撃してくる。
しかし充電中は攻撃が止まる。
その隙をついてデストロイヤーを倒したのだった。
もうじき沈没してしまう。
急がなくては。
しかし二体の魔物を引き連れたヒーラーに行く手を遮られてしまう。
ヒーラーも殺し屋だったのだ。
残りはヒーラーだけだ。
ヒーラーは人間かもしれない。
和尚はそう言っていた。
ケンスケはヒーラーに向かって、カーッ!の呪文を唱えてみた。
するとヒーラーの仮面が落ち、その女性は意識を取り戻した。
会社に雷が落ちたあとから意識がなくなったのだという。
会社に雷?
そういえば行方不明になっていた女性がいたはずだ。
そうだ、平山さんだ。
しかしその時、スティンガーとカーンと名乗る魔物が現れ、平山を連れ去ってしまった。
後を追う三人。
そして待ち構えていたスティンガーと対峙する。
サーベルでの連続攻撃が厄介だ。
しかし、何とかスティンガーを倒すことに成功する。
カーンは格闘術で攻撃してくる。
その攻撃をくらい三人は倒れてしまった。
カーンはとどめを刺さなかった。
平山を救いたくば闇魔城へ来いと言い残し去ってしまう。
タンカーからなんとか脱出した三人は、シフグレイドのスピーカース王子を訪ねた。
浮遊宝石を使って空中戦艦を建造すると言っていたからだ。
闇魔城へ行くには空を飛ぶ必要があった。
しかし空中戦艦を造ることはできなかったらしい。
サンドマンの準備が整うまでの間、闇魔城の情報を求めてフィアモーヌへと向かった。
ナオトたちの活躍で、世界は少しずつ平和に向かっているとアネット姫は喜んでいた。
その時、一人の兵士が慌てて王の間に飛び込んできた。
城に雷が落ちたという。
しかし空は晴れ渡っている。
それは天の神々の怒りではないか、王がそう言った時、アネット姫が何かを思い出したようだ。
世界の遥か天空には神々が住んでいると言われている。
雷を使う魔王はその神の使いなのかもしれない。
アネット姫はそう言った。
人間は今まで間違いを犯してきたのではないか。
それにより神々によって滅ぼされるのでは。
アネット姫は心配そうに言った。
その時、魔王が突如姿を現し、アネット姫を連れ去ってしまった。
追いかける三人。
魔王に追いた時、スピーカース王子も駆け付けてきた。
アネット姫だけは渡せない。
スピーカース王子はそう言い、魔王に切りかかる。
そこへ飛び込んできたのはサンドマンだった。
スピーカース王子の身代わりとなり雷に打たれてしまう。
雷に打たれたサンドマンは危険な状態だ。
しかし、浮遊宝石によりサンドマンの移動基地プラブルームのパワーアップに成功したと伝え、意識を失ってしまった。
三人はプラブルームへ向かう。
そこでプラブルームが空中移動できるようになったことを知る。
これで闇魔城へ向かうことができるぞ。
飛び立つプラブルーム。
そして岩山に囲まれた闇魔城へとたどり着くのだった。
城に乗り込む三人。
その前に以前は手も足も出なかったカーンとラーが現れた。
激しい戦いとなったが、何とか二人を倒すことに成功する。
ラーは言う。
真実へと近づいたのだと。
カーンは言う。
本当に試される時が来たのだと。
そう言うと二人は消滅した。
平山は気になる事を言った。
かつて自分がデザインした魔王と顔が違っているというのだ。
ナオトたちもそれは感じていた。
ただのゲームだったファントムをパラレルワールドにした力に迫ってきている。
ナオトはそう思った。
ナオトは魔王に問う。
ファントム世界だけでなく、なぜ現実世界まで滅ぼそうとするのかと。
魔王の目的は地球人をテストする事なのだという。
地球はいま危険な状態になっている。
このままでは、そう長くない間に滅んでしまう。
そこで、地球の未来を握る子供が、大切なものを失ってはいないか。
それを知るための実験なのだと。
ナオトたちの戦いの様子を見た魔王は、地球の子供も捨てたものではないと感じるようになったという。
魔王の攻撃はこれまでの魔物の比ではない。
凄まじい攻撃が容赦なく襲い掛かってくる。
魔王は言った。
お前たちはファントムの世界を救った。
今度はお前たちの世界だ、と。
そう言うと、魔王の姿が変わり始める。
本当の戦いはここからだったのだ。
魔王はすでに魔王ではない。
未知の生命体は先ほどよりも強力な攻撃を放ってくる。
そしてその時は訪れた。
勝利したのだ。
未知の生命体は地球の未来を任せると言い、ゆっくりと消えていった。
ゴッドメディスン、直訳するなら神の薬です。
魔王は最後の戦いの前に、地球人が宇宙のガンなのか確かめると言っていました。
ナオトたちが戦いに敗れた時、きっと薬が投与されたのではないでしょうか。
それはきっと人類を滅ぼすための薬です。
タイトルの意味が最後でようやく理解できました。
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