奪われた平和の扉を開け!



聖地アルゴールの地に、獣王ライガーの牙城が出現。
その空飛ぶ城から怪物たちが舞い降り、平和の象徴である「平和の扉」を奪い去ってしまう。
そんな時、「獣が大地を覆いし時、アルゴスの地より戦士甦えりて、これを救わん」との古からの言い伝えのとおり一人の戦士が現れた。
アルゴスの戦士は人々を救う為、ライガーに挑むのだった。



戦士は「ディスカーマー」と呼ばれる武器を扱う。
その動きはまるでヨーヨーの様。



ガラガンダ連峰へとやって来た戦士は途方に暮れていた。
先に進む道が途絶えてしまったのだ。



近くに住む老人が言うには、先に進むには「ボーガン」が必要らしい。
今は進めなさそうだ。
戦士は別の道を探した。



ゲルロゼオ、龍の哭く谷と呼ばれる場所だ。
ここからなら先に進めそうだ。



ゲルロゼオで出会った老人は言った。
「五人のインドラに会い、力を借りよ」と。



戦士はインドラを探す。
そんな時、谷の高台に入り口を見つけた。



その先にいた仙人から「鎖がま」を受け取った。
この鎖がまがあれば、登ることのできなかった高い場所にも上ることができる。



鎖がまを使い、高い塔を登っていく戦士。
そこで戦士が見たのは天空にそびえるライガーの牙城だった。
しかし、そこに行く手立てはない。
残りのインドラを探すしかないようだ。



塔を後にした戦士は深い森を彷徨っていた。



その最深部で待ち構えていたのは、この森の主であるエルガだ。
エルガは戦士に向かい3つの炎を吐き出してくる。
戦士はそれを飛び越え、ディスカーマーを撃ち込んだ。



エルガを倒すと新たな扉が現れた。
その中にいたのはインドラだ。
インドラは「風の滑車」を戦士に授けるのだった。



戦士はその滑車を使い、谷に張られたロープを渡った。
これで新たな地を探索できそうだ。



その先でも風の滑車は役に立った。
しかし敵の攻撃も激しさを増していた。



谷を渡りたどり着いたのは広大な洞窟だった。



足元からは炎が吹き上げている。
とても危険な場所だ。



戦士の前に巨大なクモの巣が現れた。
その洞窟に住むザギラの巣だ。
ザギラは巣の上を這いまわり、戦士に向かってくる。
突進してきた時が攻撃のチャンスだ。
戦士の攻撃はザギラを捕らえた。



そして戦士はインドラから「炎のボーガン」を授かるのだった。



洞窟を抜けた戦士がやって来たのは、孤島に建つ神殿だ。



神殿はすでに怪物の手に落ちていた。
多くの怪物が戦士を襲う。



この神殿に巣くう怪物たちの主、ドラゴが現れた。



ドラゴは左右に動きながら多数の弾を放ってくる。
戦士は攻撃のわずかなスキを逃さなかった。
そしてドラゴは倒れた。



ドラゴを倒した戦士はインドラから「インドラの鎧」を授かった。



戦士は天空の島ラルピウスへとやって来た。
ここで役に立ったのが炎のボーガンだ。
離れた位置にある丸太へボーガンでロープを張り、滑車で移動するのだ。



ラルピウスの足場は狭い。
一歩間違えば奈落の底へと落ちてしまうのだ。



細心の注意を払いたどり着いた先で待っていたのはベルザーだった。
高台から炎を吐き出してくる。
狭い足場では炎を避けることは困難だ。
戦士は高台に駆け上がるとディスカーマーを一心不乱に振りまくった。



ベルザーを倒した戦士はインドラから「戦士の紋章」を授かるのだった。



ガルバの塔、ここに牙城に行くための手段が隠されているらしい。



戦士は塔を登っていく。



最上階で戦士を待ち受けていたのはデズピゴだ。
狭い部屋での戦いは攻撃を避ける場所も少ない。
戦士はディスカーマーを構え、突進していった。



デスピゴを倒した戦士は最後のインドラと会うことができた。
そして「ペガサスの笛」を授かるのだった。



戦士はそれを牙城の見える塔で奏でた。



すると牙城への道が出現。
それを伝い、戦士は牙城へと乗り込んだ。



牙城の中はいくつもの小さな部屋からなっている。
その中には影の怪物がいた。



中にはかつて倒したドラゴのような影もいる。
手強い相手だ。
しかし、この先にライガーはいる。
戦士はひるむことなく戦った。



「いる」
戦士はこの先で待つ強大な敵の存在を感じ取った。



ライガーだ。
戦士はついにここまでたどり着いたのだ。



ライガーは動くことはないが、手に持つ2頭の竜を操り、大量の火球を放ってくる。
避けることは困難だ。
戦士はライガーの懐に潜り込み、ディスカーマーを放った。



戦士の渾身の一撃が炸裂。
ついにライガーを倒すことができたのだ。



ライガーに奪われていた平和の扉は解放された。



ゆっくりと開いていく扉。



その先には皆が待ち望んだ平和な世界が広がっていた。




 


 

今作はアーケードからの移植に伴い、「はちゃめちゃ大進撃」というサブタイトルがつけられました。
パッケージデザインも可愛らしいキャラクターに変更されています。
敵を倒して成長させるというRPG的な要素も追加されていて、賛否があったようです。
しかし私はレベル上げが大好きなので、結構楽しめた作品でした。

 

 

【今回紹介したソフト】

 

 

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