おじいさんになってしまった桃太郎でしたが、浦島の村にあった若返りの泉で水を浴び、元に戻ることができました。
桃太郎は、約束を破るのはやめようと心に誓うのでした。

元の姿に戻った桃太郎は北の地を目指しました。
この先に寝太郎の村があるはずだからです。



寝太郎の村が見えてきました。
ここから橋を渡り対岸へと行く必要があるんです。



寝太郎の村に入ると、どこからか大きないびきが聞こえてきます。



どうやら寝太郎が橋の上で寝ているようです。



橋に行ってみましたが、寝太郎の大きな体が邪魔をして渡ることができません。



どうやら寝太郎を起こすしか渡る方法はないようです。
冷たい氷でびっくりさせて起こすことにしました。
そのためには、悪い醜女が持つという氷室の削り氷が必要です。
醜女を倒すヒントを求め、吉四六さんの家を訪ねました。



吉四六さんは醜女をこらしめるのに必要な灼熱の弓矢をくれました。



醜女のいる氷の城は岬の先端にありました。



その中は一面氷に覆われていました。
つるつる滑って進むのが大変です。



城の最上階に醜女はいて、いきなり襲い掛かってきました。



醜女は炎も凍るような冷たい風を吹き付けてきます。



桃太郎は灼熱の弓矢で醜女を攻撃します。
そして何とかこらしめることに成功しました。



醜女がいたところにあったつづらの中には氷室の削り氷が入っていました。



削り氷を手にした桃太郎は寝太郎のもとへとやって来ました。
そうして氷を寝太郎の顔に垂らしたのです。



すると寝太郎は目を覚まし、どこかへ去っていきました。



これで橋を渡ることができます。
おや、橋の真ん中に誰かいますね。



その男は竜の首飾りを見せてほしいと言いました。



桃太郎が首飾りを渡すと、男はそれを持って逃げて行ってしまいました。
男はあの有名なスリの銀次だったのです。



慌てて追いかけましたが、その姿はすでにありません。



銀次のことについて詳しいという人から話を聞きましたが、オナラが苦手ということしか分かりませんでした。



仕方がないので桃太郎は先に進むことにしました。
この先の微笑みの大地は、思わず微笑みがこぼれる不思議な土地らしいです。



確かに現れる鬼は愉快な者ばかりです。



木々も愉快に出迎えてくれます。



その微笑みの大地の真ん中に微笑みの村はありました。



しかし入るには通行手形が必要だと言うのです。



通行手形を貰うには、しょじょ寺の和尚から紹介状を貰って来いと言われました。



桃太郎はしょじょ寺のある希望の都へとやって来ました。



和尚に出会うことはできましたが、紹介状を貰うには手土産を持って来いと言われてしまいます。



桃太郎は水飴屋で水飴を買い、和尚に手渡しました。



そうして紹介状を書いてもらうことができたのです。



桃太郎はせっかく都に来たのだから微笑みの村へ行く前に有名料亭で食事をしようと思いました。
この料亭の名物はフグ料理だそうです。



桃太郎は奮発してフグ料理を注文しました。
桃太郎の前には豪勢なフグ料理が並べられました。
名物と言うだけあって、その料理はどれも美味しいものでした。



「うっ」
桃太郎は急に体がしびれてくるのを感じました。



桃太郎はフグにあたって死んでしまったのです…



桃太郎が気が付くと、そこは神社でした。



どうやら偶然居合わせたフグ好きの神様に助けられたようです。



そして料亭の主人からお詫びにと金色の毛皮を貰いました。
これはかぐや姫の探す宝の一つです。
ケガの功名というやつですね。



桃太郎は今度こそ紹介状を持って微笑みの村を目指しました。
門番に紹介状を渡すと、やっと村の中に入れてくれました。



村の中には、ひとりでも仙人の庵がありました。
ここでも修行をして術を教えてもらうのです。



今度はどんな修行でしょうか。
…なんと1万両も払うことが修行だと言うのです。



桃太郎はなけなしのお金を支払いました。
すると仙人は放屁の術を授けてくれたのです。



この術は文字通りオナラをするだけの術です。
高い授業料になってしまいました。



微笑みの村の中は仙人だけでなくおかしな店ばかり。
役に立ちそうもないものばかり売っています。
桃太郎は肩を落とし、微笑みの村をあとにしました。



続いてやって来たのは、さるかにの村。
ここの村人はすべてどこかへ消えてしまったようです。



いるのはハチや臼ばかりです。



しょうがないので桃太郎は先に進むことにしました。
村を出てしばらく進むと、おかしなことを言うお地蔵さまがありました。
「松の木の下で待つ」
ダジャレでしょうか。



一応、近くにあった松の木を調べてみました。
するとそこには木に縛られたサルがいるではありませんか。



桃太郎はそのサルを助け、旅のお供にしました。
このサルは、さるかにの村と愛と勇気の国を結ぶ舟の船頭だったそうです。



イヌ・キジ・サルを引き連れ旅を続けます。
そうしてたくさんのお地蔵さまが並んでいるのを見つけました。



お地蔵さまは皆、意味の分からないことばかり言っています。



そのうちの一体が言いました。
お地蔵さまの頭を取って並べろと。
これがヒントだったのです。
お地蔵さまの言う意味の分からない言葉の頭だけを並べればいいのです。
すると「岩を囲みし松に蓬莱の玉」となりました。



桃太郎はその場所を探し出し、岩を調べました。
すると洞穴が現れたではありませんか。



その中で蓬莱の玉を見つけることができました。
これも宝の一つです。



桃太郎はサルが船頭をしていたという船着場を目指すことにしました。
そこは深い洞窟の先にあったのです。



船着場にやって来た桃太郎は驚きました。
なんと、おじいさんとおばあさんがいるではありませんか。



山姥にさらわれて来たと言うのです。



しかし何か違和感を感じました。
おじいさん、おばあさんではない!
桃太郎は確信しました。
その時、おじいさんたちがその正体を現しました。



それは山姥が化けた姿だったのです。



桃太郎はここに来る途中に無限の仙人から授かった術を使いました。
だだぢぢの術です。

だだだだだぢぢぢぢぢづづづづづでででででどどどどどどーん!
その威力は凄まじく、一撃で山姥をこらしめることができました。



山姥をこらしめた桃太郎は、サルに頼み舟を出しました。



桃太郎は愛と勇気の国を目指します。
果たしてそこでは一体なにが待っているのでしょう。





【第3夜】へ続く

 

 

 

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