ファミコンで勝負だ!
【じゃば夫と決闘!の巻】
ちょっとスケベな小学生、江戸城本丸(えどじょう ほんまる)は、クラスのガキ大将、邪馬じゃば夫(じゃば じゃばお)と言い争いになってしまう。
一旦家に帰った本丸は魔法を研究中の父親に相談するも解決しなかった。
本丸はつぶやく「ほんとにこまった」
父親はいびきをかく「ンガー」
すると魔法陣から大魔法使いを名乗るタルるートが飛び出してきた。
どうやら「ほんとにこまったンガー」が呼び出すための呪文だったようだ。
願い事を聞かれた本丸は、じゃば夫をやっつけてくれと言ったのだが…
また、タルの大好物であるたこ焼きもなぜか大量に落ちている。
たこ焼きは通貨としての役割がある。
ステージの最後には3つのたこ焼きがあり、そのうちの一つを食べることでゴールとなる。
残りの二つは1UPとたこ焼き10個分。
ゴール後には集めたたこ焼きを使ってアイテムを購入することができる。
すべてのステージを攻略する必要はない。
最短ルートを通って進むことも可能。
なんとか空き地までやって来た二人。
本丸の代わりにタルが戦うことになった。
じゃば夫の得意技は突進攻撃。
立ち止まった隙に舌で攻撃する。
タルの力で勝負に勝った本丸は、もう一つ願い事があると言った。
願いは一つだけというタルだったが、本丸は友達になってほしいと願った。
【みんなで海水浴の巻】
クラスのみんなと海水浴にやって来た。
クラスのマドンナ河合伊代菜(かわい いよな)の水着姿に大興奮の本丸。
それもそのはず、伊代菜の水着は紐水着だったのだ。
(注:伊代菜は小学生)
伊代菜に見とれている本丸に、伊知川累(いじがわ るい)は本当に泳げるのかと問いただす。
バカにするなと言う本丸に対し、スポーツ万能のクラスメイト原子力(はらこ つとむ)は勝負をしようと言った。
勝負の方法は水泳でのおにごっこ。
しかし、世界ジュニア水中おにごっこ選手権の最優秀の称号を持つ原子を捕まえることができない。
そんな時、魔法のアイテム「すいすいにんぎょくん」を手に入れる。
すいすいにんぎょくんを身に着けた本丸は、原子を捕まえることに成功。
最後に伊代菜を捕まえ、本丸は勝負に勝つことができたのだった。
【伊代菜を救え!の巻】
本丸が仲良く伊代菜と話をしていると急に原子が現れ、いやがる伊代菜を強引にドライブに連れ出してしまう。
そこは噴き出す炎や落ちる足場など数々の罠が張り巡らされていた。
原子自身が行く手を遮り、伊代菜のいる屋敷になかなかたどり着けない。
そこで本丸は道中で手に入れた魔法のアイテム「ホルモンガー」を飲んだ。
アイテムの効果で女の子に変身した本丸は、原子をだまして無事に屋敷へと向かうことができた。
屋敷にたどり着くとそこには騙されたと知った原子が待ち構えていた。
原子のパンチは衝撃波を伴う。
上下に打ち分ける攻撃をかいくぐり、原子の頭を狙った。
原子をノックアウトし、無事に伊代菜を助け出すことに成功するのだった。
【お誕生会へ行こう!の巻】
原子から助けてもらったお礼にと、伊代菜は自分のお誕生会へと招いてくれた。
本丸たちは町中に散らばったプレゼントの中から本物を見つけ出し、伊代菜の家へと向かうことになる。
たこ焼きでできた足場を渡り、下から急に飛び出してくる魚をかわしながら進んでいく。
タルがソフトを本体にさし、スイッチを入れると…
唐突にタイトル画面に戻された…
今作は漫画やアニメで人気だったまじかる☆タルるートくんのゲーム化作品です。
タルるートくんはこのファミコン版の他にも色々なハードでゲーム化されています。
さて、今記事では4話分しか書いていませんが、実際は8話構成です。
ステージが進むにつれ、どんどん難しくなっていきます。
ステージクリア後に買えるアイテムを使用しなくては容易に進めない場面も出てきます。
なかでも便利なのが、使うとゴール地点まで一気に行けるアイテムです。
ただ、このアイテムはショップで買うことができません。
アイテムを購入した際にできるスクラッチでのみ手に入れることができるんです。
運頼りです。
非常に難易度の高い作品でした。
ちなみに伊代菜ちゃんの水着姿は裏技を使って出すことができます。
第2話が始まったら会話シーンで1分ほど待てば表示されますよ。
【今回紹介したソフト】