さんをつけろよデコ助野郎!
暴走族グループの少年たちは敵対チームを追って高速道路を走っていた。
先頭を走っていたテツオは謎の少年と衝突してしまう。
グループのリーダー金田がテツオのもとに駆け寄ったとき、アーミーのヘリコプターが下りてきた。
ヘリコプターから降りてきたアーミーの敷島大佐は、謎の少年タカシを迎えに来たという。
そして、負傷したテツオはアーミーのラボへと連れていかれてしまった。
アーミーからケイを助けた金田は、ケイに連れられテロリストのアジトへとやって来た。
金田はテツオを救出するため、テロリストと共にアーミーのラボへ潜入することに。
アーミーの妨害を受けながらも、金田はテツオのもとへとたどり着いた。
しかし、謎の力を得たテツオは、アキラと呼ばれる存在を求めオリンピック会場へと向かってしまう。
会場には謎のカプセルがあり、その中からサンプルケースが出てきた。
強大な力を持ったアキラは研究のためバラバラにされ、冷凍保存されていたのだった。
そこへ現れた金田。
テツオは手に入れた力で、金田の仲間を惨殺していた。
金田はテツオを殺してでも止めるためここに来たのだった。
金田の放ったアーミーのレーザービームがテツオの右腕に当たった。
その瞬間、テツオの右腕が変貌し始めた。
自分自身の力を制御できなくなったのだ。
その時、テツオには及ばないが力を持つタカシたちナンバーズはサンプルケースの前でアキラに呼びかけていた。
アキラから発せられた光は次第に広がっていき、テツオを飲み込もうとしている。
テツオと共に光に飲み込まれる金田。
タカシたちはそれを追って光の中に飛び込む。
テツオは光と共に消えてしまった。
アキラと3人のナンバーズと共に。
朝の光に包まれながら、金田はネオ東京にむけバイクを走らせるのだった。
1988年に公開されたアニメ映画のゲーム化作品です。
原作漫画も好きでよく読んでいました。
この作品は2019年の東京が舞台になっています。
翌年に東京オリンピックを控え再開発が進んでいる、という設定です。
1988年当時に2020年の東京オリンピック開催を予見していたなんてものすごい偶然ですよね。
さてゲームについてですが、今作はコマンド選択式のアドベンチャーゲームとなっています。
選択を誤るとすぐにゲームオーバーになってしまう高難度のゲームとしても有名です。
ほぼ映画のストーリー通りに進展していくので、映画を見ていれば若干進めやすくはなります。
それでも難しいことに変わりはありませんが…
今回の記事ではだいぶストーリーを端折っています。
さすがに映画一本分を記事にはしきれません。
ぜひ一度映画を見ていただきたいです。
なんだか久しぶりに映画版が見たくなりました。
【今回紹介したソフト】