舞台は再びディスクシステムへ



物語は熊野警部が神宮寺の探偵事務所を訪れるところから始まる。



熊野に勧められるままタバコに火をつける神宮寺。



しかし様子がおかしい。
そのタバコには毒が仕込まれていた。



熊野は神宮寺が殺人犯として世間の目にさらされる前に自分の手で始末をつけようとしたようだ。
わけが分らぬまま苦しむ神宮寺・・・



その時、神宮寺を呼ぶ声が聞こえた。
目を開けると、そこには助手の御苑洋子の姿が。
すべては神宮寺の見た夢だった。



二日酔いの神宮寺を連れ、洋子は友人の岡崎京子の招待でバイクレースの観戦へと訪れた。



そこで神宮寺は京子の夫でバイクレーサーの岡崎慎二と出会う。
岡崎のレースを観戦する神宮寺と洋子。
しかし岡崎はレース中に事故をおこし、病院へと搬送されてしまう。



病院へと向かう神宮寺。



洋子は姿を見せない京子を探すため、京子が宿泊していたホテルへと向かっていた。
しかし、京子はホテルで他殺体として発見されていた。



その頃、病院へやってきた神宮寺は事故をおこしたのが岡崎ではなかったことを知る。
事故をおこしたのは田村という男だった。
田村は岡崎の身代わりとしてレースに出場していた。



困惑する神宮寺。



田村の病室へ向かったが、田村は姿を消していた。
そして事故死したとの連絡が入った。



田村が姿を消した後、その病室を訪れた男がいた。
その男は高杉。
洋子の昔の恋人だった。



その洋子から連絡が入った。
岡崎が高杉のマンションにいるというのだ。
マンションへ向かう神宮寺。



しかし岡崎はバイクで走り去ってしまう。
岡崎を追うため、神宮寺は善良な市民にあて身をくらわせバイクを拝借すると岡崎を追った。



なんとか岡崎を発見するも、岡崎は包丁で腹を刺され死んでしまう。



岡崎を殺害した犯人が捕まった。
田村の恋人である美紀だった。
美紀は、岡崎が田村を事故死に見せかけて殺したと思い犯行に及んだのだった。
しかし、それ以外の事件には関与していなかった。



次々と死亡する関係者たち。
真犯人は誰なのか・・・



事件は終わった。
失意の洋子。
洋子は神宮寺にある仕事を依頼する。
知り合いに御苑洋子という女の子がいる。



その子が元気を取り戻すまで、一緒にいてあげてほしいと。



神宮寺はその依頼を受けた。



そして二人はひと時の休息を楽しむのだった。
次のトラブルが飛び込んでくるまでの・・・







今作は神宮寺三郎シリーズの3作目です。
ディスクシステムで前後編に分かれ発売されました。
今回の記事では端折っていますが、ほかにも事件が発生したりしています。
登場人物が多いのに加え、ちょっとしか登場しないのに重要な役回りを担っていたりする人物もいるので、相関図が欲しくなりました。

最後の神宮寺と洋子のやり取りが印象に残る作品です。
 

 

 

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