アドベンチャー&RPG



考古学者の父親と一緒にエジプトの遺跡調査にやって来た草野大介。
しかし調査中に、父親は突如現れた悪霊に取りつかれ、姿を消してしまう。
父親を救うための大介の冒険が始まった。



大介は持ち物もなく、所持金は200Gのみ。
武器屋で100Gのナイフを買うのが精いっぱい。



街中でも、追いはぎや悪徳商人が襲ってくるため、武器は必須。
始めのうちは、彼らを撃退して経験値とお金を貯めていく。



ただし、盗賊は強敵のため、手を出さない方がよい。



このゲームの特徴の一つに、特殊なレベルアップの方法が挙げられる。
通常のRPGのように必要経験値がたまった時点でレベルが上がるのではなく、経験値をためたうえで宿屋に泊まる必要がある。
しかもレベルアップで上がるスキルはHPのみ。
攻撃力や防御力は、武器や防具で上げるしかない。



町には他にお土産屋もある。
ここのお姉さんは、伝説の塔にある首飾りを探しているみたいだ。



父親の消息をつかむため、エジプト各地の遺跡を巡り、様々なアイテムを強奪していく主人公。
謎を解きながら進めていくアドベンチャーモードでは、敵は出現しないため、ゆっくりと考えることができる。



湖の聖堂では、セベクの像が鎮座していた。
女神像から強奪してきた「めのうの玉」を像の目にはめると・・・



湖の対岸で巨大な塔が出現した。



この塔の中では再び敵が出現するようになる。
しかし、出てくる敵は強敵ばかり。
普通に戦ったら瞬殺されてしまう。



そこで取る戦法は「逃げる」こと。
塔の最上階を目指し、ひたすら逃げる。



そして最上階で、このゲームで最強の剣アヌビスの剣が手に入った。
これでやっと、この塔の敵と戦えるようになった。



レベル上げをしつつ、この塔のボス的存在であるキングナーガに挑む。
倒すと、伝説の首飾りを手に入れることができた。



苦労して手に入れた首飾りだが、大介はお土産屋のお姉さんにあげてしまう。
何やらいいものをくれるらしいので、次の日に再び土産物屋を訪れることに。



しかし、土産物屋が開店することは二度となかった・・・



ショックから立ち直った大介は、再び各地の遺跡を荒らし、重要なアイテムを集めていく。



そしてそれらを女神像へささげることで、地下神殿が姿を現した。
ここがラストダンジョンとなる。



もちろん内部に現れるモンスターは強敵ばかり。



神殿内の回復ポイントでレベル上げの日々が続く。



そして最高レベルの12に到達した。
HPは2000になったが、それでも油断はできない。



しかし、このゲームには裏ワザが存在する。
経験値をカンストの65535までためて、町の宿屋に泊まることで、HPが一気に65535まで上げることができる。
こうなれば、もう油断しまくっていても負けることはない。



強敵だったはずのスフインクスをサクッと倒し、重要アイテムを入手。



最奥で待っていたのは、お土産屋のお姉さんだった。



なんと、お姉さんこそこのゲームのラスボス「カラドの使い」だったのだ。



ついに正体を現したその姿は、なんとザコ敵の色違い。
ラスボスなのに・・・



チート級のHPを持つ主人公の前に、カラドの使いはあっさりと敗れ去った。



その奥で、ついに父親を発見。
しかし、カラドの呪いは解くことができない。



最後の望みをかけて、カラドの使いを倒して取り戻した首飾りをイシスの彫刻へささげた。
すると、女神イシスことクレオパトラが復活。
無事に父親の呪いを解くことができた。



そして大介は、父親と共に地下神殿を後にした。





本作は、スクエアからディスクシステムで発売された作品です。
アドベンチャーパートとRPGパートに分かれているせいか、それぞれのボリュームは控え目になっています。
しかし、結構好きな作品で、これまでに何度もプレイしています。
おかげで謎解き部分はすべて覚えてしまっています。
レベルアップに必要な経験値と敵から貰える経験値のバランスも良いため、サクサクとレベルが上がっていきます。
RPGの大作に疲れた時におすすめの作品です。

 

【今回紹介したソフト】

 


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