もしも時間を戻せるなら、先週に。
■ 5月12日 (土) ■
先週の今頃、京都駅の大階段に座っていました。
京都駅はどれだけ大きいのでしょう。
私が学生の頃は工事中でした。
建物の高さ制限がどうとか揉めてもいたような。
…ずーーっと前のことです。
今回は、アカペラ祭典「KAJa!」の(3部構成のうち)1部だけが目的の短い京都滞在でした。
あの広い場所で友人と合流でき、一緒に大好きな音楽を聴けて楽しかった。
音が大階段を上って、どわーっと空へ広がる感じが気持ちいい!
次に行けるときは、一日中階段に座って、全部聴いてくるのもいいなぁ。
※ 「KAJa!」(K 関西 A アカペラ Ja ジャンボリー !)
日本最大のアカペラ祭典。
毎年この時期に京都駅ビルの室町小路広場で行われ、今年が10年目だったのだそう。
20組以上のグループが出演、一日中アカペラを聴くことができます。
プロではないアカペラグループが3~4曲ずつ歌います。
事前に選考もあり、なかなか立てない舞台なのだとか。
3部構成になっていて、各部の終わりの方でゲストのプロが登場。
サプライズゲストがあったりもします。
(今年は「BabyBoo」。朝いちでのゲスト出演でした。)
- 聴いてきたバンド –
BabyBoo (ゲスト)
The House Dust
ex-CADEAU
花鴉風月
J.B.
Malo
リストラーズ
Zy(R)
Permanent Fish (ゲスト)
私が好きだったのは「J.B.」。
男声6人で、厚みのあるハーモニー、複雑な和音をしっかり聴かせてくれたので。
所々不安定な和音に頭がぐらぐらしましたが、でも美しいハーモニーでした。
選曲も「It don’t mean a thing」(少々長過ぎたようにも…。)があったりして、うれしかった。
楽しかったのは「リストラーズ」と「Zy(R)」。
飼い犬と同じ名前だったのは「malo」。(訊かれてないけど。)
久しぶりにアカペラだけの「BabyBoo」。
「Baby,I love you」が聴けたりして、うれしい予定外でした。
「Permanent Fish」。
この人たちの曲を大階段で聴いてみたかったのが、京都へ足を延ばした一番の理由でした。
アカペラで歌いこんでいるプロは違います。
前のどのグループも聴き応えありましたが、スピード感も安定感も違う。
妙な例えですが、フィギュアスケートのトップレベルの選手と少し下の方の選手の滑るスピードが違う、あの感じ。
地力の差というか…。(比べる方が間違ってるか。)
「Welcome to the Jungle」(GunsN’Rosesのカバー)の歌いだしで大階段が沸いた感じがもう…。
テンション上がりました。
ライブならではの興奮ですね。
新曲「もしも僕が」をここでも聴くことができてうれしかった。
この日の夕方は、BabyBooのマンスリーライブへ出掛けました。
北京でも歌ったという「花」、元気が出る曲「星の☆スニーカー」、新曲「Boys be」が聴けました。
「花」がよかったなぁ。
新曲が聴けたことがうれしかった。
日常の気持ちを切り取ったような親しさのある曲だと思いました。
他はCD『for』から。技術の高さはよくわかりました。
予想通りの曲目と裏切られないハーモニーに言葉も(が?)ありません。
欲を言えば、ツアーではない、マンスリーライブならではの曲、歌声が聴きたかったな。
(アカペラでないにしても。以前はCDとライブの、アレンジや歌い方の明らかな違いも面白かった。)
オフマイクの「星のしずく」、きれいでした。
右手をケガしているメンバーの包帯が痛々しかった…包丁ですぅっと…聞くだけで痛い~d(≧o≦)゜゜
…1分でも早くよくなりますように。