放浪癖@安房
どうも、師匠からも放浪癖のある弟子だと笑われた・アイザワアユミです。
秋田滞在中に、用足しに出かけてなかなか帰らなくても心配されなくなりました(笑)
さ、そんな放浪癖子ちゃんは、今日もふらふら出かけてきました☆
東京駅―房総なのはな号―安房白浜へ☆いわゆる南房ですね。
はるか昔に家族旅行で房総半島をめぐって以来の上陸!
あ、今日は写真が多いですから、携帯の人は注意!!
さっそくポールさんに大歓迎↑されました☆
このジャストタイミングに「白浜」というバンドさん(同じ高校から出たバンドさん)の告知メールが届いて、なんてタイムリー☆と思いました(笑)
白浜といっても、このあたりの海岸はゴツゴツ岩場でございます。↓
太平洋らしい濃すぎなネイビーブルーに、ちらほらグリーンの水の色☆
とっても晴れていたから、水面がキラキラでした(^v^)
今回の放浪・目的は民謡のお勉強(現地調査)でしたが、勉強というより、癒されて帰ってきました☆
千葉にも民謡は数々あれど、房総半島のとっ先、こちらは白浜音頭のふるさと。
白浜音頭公園なるものがありました!
白浜音頭も全国大会がありまして、歴代の優勝者の名前が彫られていました☆
知り合いがたくさんいてニヤニヤ(*^_^*)
踊りも見たことがないので、早く見てみたいな☆
今年も9月に大会があるので、見に行こうと思ったら、すでに予定アリ・・・。残念。
来年に持ち越し。
白浜音頭公園からまだまだ海岸沿いを歩くと、神社がありました☆
厳島神社さんにお参りをしてから↓こちらへ。
そこには野島崎灯台が!
一瞬・映画「バトルロワイヤル」の舞台?と錯覚しましたが、後で調べたら違う灯台でした(笑)
てっぺんまで登って、全面にしおかぜを受けてきました☆
資料館ものぞいてきましたが、やはり、お雇い外国人の皆様のお力によるものだそうで。
歴史ある灯台でした。
結構歩いておなかもすいたので、ランチタイム。
画像が方向変換できず残念(笑)ですが、野島崎灯台すぐそばにあった磯料理のお店で☆
・くじらフライ
・あじのタタキ
・ひじきの煮物
・ごはん
・わかめとふのりの味噌汁
・お漬け物
でした☆お魚大好きの私には大満足なランチでした☆新鮮だし!くじらは初めてたべたかも・・・。
なにより、すべて近海もの。私は贅沢ものですね。
ランチの後は、灯台そばにあった、白浜海洋美術館へ!
海に関する美術品・工芸品を集めた私設の美術館です!
展示品の目玉は「万祝」!
さ、なんでしょうか?「万祝」。
これは「まいわい」と読みますが、明治~大正時代にかけて、大漁の年に、網本さんが漁師さんたちにボーナスとして送った衣装(着物というか、はおりというか、長半纏というか・・・)です。
網本さんやその年の大漁具合によって、絵柄のパターンもたくさんあって、とっても興味深かったです。
実は、私の所属する民謡会でも揃いの着物を作っていて、これも「万祝」と言っています。
ちなみに私はずっと、「前祝=まえいわい」だと思ってました(爆)聞き間違い。
あ、私のHPのトップできている着物です。
もともとは房総の海で始まった風習らしいのですが、静岡~福島あたりにかけての太平洋側に広まったらしいです。あ、そういうわけで茨城にも名残があるのね☆
と、ちょっとインテリな観光をした後は休憩~。野島崎灯台よりぐんぐんとっ先に行くと。
絶景ポイントが!朝日と夕陽は見えませんでしたが(笑)
このポイント、写真ではなんちゃない場所のように見えますが、実はね、どこよりも高い岩の上になぜか白いベンチがおいてあるのです(笑)
誰もいなかったので、はい。やりましたよ。ベンチで昼寝(*^。^*)寝ころんだだけだよ♪
夏は涼風 沖から吹いて・・・
どんな風だか、きっと行かないとわかんないだろうな。
歩きに歩いて噴き出した汗も、四方八方から聞こえる波の音と、炎天下なのになぜかさわやかな涼風が吹いてきて、至福のひとときでした。
とはいえ、房総の日差しは強く、無理のない放浪を心がけていた私は、帰り支度を。
でも、もう少し海を見とこうかな~と思って岩場を海に向かって歩いていたら・・・
こいつと遭遇!!
一瞬「鷹!?」「鷲!?」
と思いましたが、おそらく正体は「鳶(とんび)」。
すごい大きい!!!
思わず、「わぁーーー!!」と驚きの声をあげてしまいました。
だって、とっても近かったんだもの(笑)
他にも、岩場には蟹がいっぱいだったり♪
生きてるな~って思いました。
岩場で鼻歌を歌いながら、ぼけーっとして。
ちょっと波が高くなってきたのでようやく帰宅。
それでもまだバスまで時間があったので、磯笛公園というところまで行って屋根つきベンチでごろん。
潮風~なしめくくりでした。
おみやげに、千葉っぽいキャラメルと、「ふのり」の乾物を買って、東京へ戻りましたとさ☆
おまけ
帰りのバスはとにかく爆睡してました。
気づいたら休憩地点の海ほたる。
ダッシュで駆け上がったら、すごい景色↑↑
夕陽になるまえの太陽ですが、太陽ロードができてて素敵☆
すんばらしい一日となりました(^u^)感謝感謝☆
こぼれ話。
なんで「白浜」っていうの~?
当然、白い砂浜なんでしょ?って思っていました。
でも、行ってみたら白い砂浜なんてありゃしない。
岩場ばかりだもの。探したらあるのかもしれないけど。と思いつつ、調べてみました。
房総半島は、紀伊半島と交流があったそうな。
房総と紀伊を行き来する間に、紀伊から房総に移り住んできた方々が多くいたそうです。
紀伊には「白浜」とか「勝浦」という地名があって、その故郷の地名を、新たに移り住んだ土地でも使ったのが残っているそうなのです。
なるほ~ど。
あとは、源頼朝さんにまつわる伝説やらなにやらも残っていて、ちょっと興味深いポイントですね☆
頼朝さんは、海人軍とかかわりがあったとか、出身だったとかそいう話もありますものね(^u^)
インテリな一日でした。旅の神様ありがとう☆
a_a
世界は一冊の本だ。旅をしないものはその本を一頁しか読めないだろう。
byアウグスティヌス