夕暮れのほんの少しの間しか

その姿を見ることはできないが

君のうすぐれないのたたづまいが

美しすぎて感嘆の声を上げずにいられなかった

できることならもう少し

かくれないでもう少し

しっかりと記憶に焼けつけたいが

すぐに見えなくなるのだった



普段は悲しくしとやかに

いや、芯が通って凛としている

君がいるだけでその空気すらも

美しすぎて動けないでいる、なにもかも

できることならもう少し

去らないでもう少し

永遠に記憶に焼き付けたいが

すぐに遠くに行ってしまうのだった