今年も花粉症に関する話題がちらほら聞こえ始めています。2014年のスギ花粉の飛散量は夏の暑さ具合で、いつ頃に量が多くなるかは1~2月、3月それぞれの気温で決まるようです。昨年は平年に比べるとやや多めでした。今年は地域によって例年の50%ほどというところから昨年の1.3倍とされるところまで、バラつきがありますが、全国的には「昨年よりやや少なめ」との予報です。また本格的な飛散は3月ごろと見られているようです。
今から症状が出ている人は少ないと思いますが、早めの予防で症状を少しでも抑えることができないものでしょうか。そこで、ちょっと早めに始められる予防策についてご紹介します。
■免疫力を維持する体力作りが大切
花粉が体内に入ることで起きるアレルギー症状は、体が嫌う物質を排除しようとする「免疫機能」が働くことによって発症します。つまり体力がある時は、無理に排除する必要がないので免疫機能は過剰にはならずアレルギー症状は低下しますが、体の機能が弱っていると体を守るために免疫機能がより反応しやすくなります。従って、体力をつけることによって免疫機能が過剰に反応することを抑えることができるわけです。
そのためには十分に体力をつける必要があります。まずは規則正しい生活を心がけることが大切です。特に睡眠不足や過労は禁物。適度な運動と十分な休養、食事に気をつける、風邪ひきに注意するなど生活習慣を整えることで、体調を維持し適度な体力をつけることができるのです。
■「花粉症に有効」といわれる食べ物
花粉症の症状緩和に有効とされている食べ物がありますが、いくつかご紹介しましょう。
ヨーグルトで花粉症が緩和されたという話をよく耳にします。ヨーグルトは花粉症だけでなくアレルギー症状全般に効果があるといわれています。その理由は、乳酸菌が腸内の環境をよくすることで免疫力が上がることにあります。
また、花粉によるくしゃみや鼻水は、原因物質のヒスタミンが体内に入ることで引き起こされます。このヒスタミンを追い出す効果があるのが、てん茶、ルイボスティー、グアバ茶などのお茶類。1日数回に分けて飲むのが効果的なようです。またこれらのエキスを濃縮したキャンディなどでも手軽に摂取できます。
ニンニクの臭いの元になるアリシンという物質もアレルギーの過剰反応を抑える働きがあり、花粉症に効果があることが分かっています。アリシンはニンニクのほか玉ねぎやニラにも含まれています。
■花粉の侵入を徹底的に防ぐ
それでも実際に花粉が飛散し始めたら、直接体内に入るのを防ぐことが必要です。まず思いつくのがマスクの着用ですが、正しく装着されていないと効果がありません。
そこで、マスク着用のポイントを整理しておきましょう。
マスクは鼻、口をしっかり覆っていなければいけませんが、鼻の上部や顔の側面、あごなどマスクの端にすきまがあると、そこから花粉が侵入してきます。なるべくすきまができないようなサイズを選び、鼻の部分の針金や耳にかけるゴムなどでしっかりと調節しましょう。また外出から帰ったらマスクの外側に着いた花粉にも注意しなければなりません。外出で使ったマスクははずし、取りかえるようにしましょう。花粉をつけないということでは、衣服にも注意が必要です。ジャケットなどのアウターはニットやウールなどけば立ったものより、綿や化繊など払い落しやすい素材の物を選びましょう。
■コンタクトレンズは要注意
鼻の症状だけでなく、目がかゆくなる人も少なくありません。抗アレルギー用の目薬も効果的ですので、常備しておくと安心です。また、コンタクトレンズを装着している人は、結膜炎を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。メガネをかけることで花粉の量を3分の1程度に抑えるといわれています。メガネに変えてみる、またはだてメガネをかけるなどメガネで予防するのもおすすめです。
今回ご紹介したのはほんの一部。花粉症のみなさんはそれぞれに予防や対策があると思いますが、今一度チェックして花粉の襲来に備えておきましょう。
http://news.mynavi.jp/news/2014/01/24/384/index.html?gaibu=kan