塗り絵をしてると特に背景とかムラなく塗るのって難しいですよね

今回はムラなく塗れそうな方法を5つ試してみました

使用した色鉛筆はファーバーカステルのポリクロモスと

ホルベインのアーチストです

ポリクロモスはオイルベース、アーチストはワックスベースの色鉛筆です

ポリクロモスはフタロブルー、アーチストはセルリアンブルーなので

ちょっと色味が違います

ご了承ください

 

平塗り

色鉛筆を寝かした状態で縦横に塗っていく方法です

一番基本的な塗り方で色鉛筆の指南書にも書かれています

水平に塗るのにちょっとコツが必要で雑に塗ると手首を中心にした円弧になってしまいます

キレイに塗るには折り返しで力を入れすぎないことです

折り返しで力んでると塗りの継ぎ目が目立ってしまうので色鉛筆を寝かせながら

縦横を優しく重ねていきます

縦横に色鉛筆を動かすので織り目のようなムラが少し残ります

 

くるくる塗り

色鉛筆で小さな円を描きながら塗り進めていく方法です
平塗りよりも色鉛筆を縦気味に持って2mm程度の円を重ねて塗っていきます
腱鞘炎には辛い
平塗りよりムラになりにくいですがなかなか塗り進まないので
背景ベタ塗りする時より小さい面積を塗るのに適していそう
グラデーションする時も力加減がしやすい印象です
 

アルコールマーカー

割と雑に平塗りをしたあと透明色のアルコールマーカーでなぞります
アルコールマーカーはコピックが有名ですが100均のものでOKです
マーカーペンのニブが汚れるのがちょっと難点です
別の色を溶かす時は画用紙がいらない紙で汚れを落としてから使いましょう
ペンは水平、垂直に動かしが方が仕上がりが綺麗になると思います
これも少し縦横の筆跡が残りますね

ベビーオイル

 

アールコールマーカーの時と同じ手順で色鉛筆で塗った後

ベビーオイルを綿棒につけてくるくると色鉛筆で塗った面をなぞります

画材としてはメルツというものが売られています

ベビーオイルは100均でも売られいるのでそちらでも代用可能です

アルコールマーカーと違って綿棒は使い捨てです

縁ギリギリまではできないので溶かしたところとそうでないところの質感が

ちょっと変わってきます

くるくるするのは1.5c mくらいの円なので広い面積だとこれも結構辛い

色鉛筆を濃く重ねすぎると綿棒で拭うような状態になって返ってムラになることもあります

オイルをつけ過ぎると紙に染み込んだオイルが乾くのに時間がかかります

 

 

 

 

 

 

水彩で下塗り

予め同系色の水彩で塗っておいてから色鉛筆で塗る方法です

紙の目の白い粒々がなくなるのでかなり時短で塗れます

水彩が使える強めの紙にしかできません

紙が水を吸って波打つので塗りにくくなります

紙目が荒れる感じがします

染料系で塗ると裏抜けすることがあります

 

まとめ

平塗り:基本の塗り方、ちょっと練習がいる
くるくる塗り;簡単にムラなく濡れる、腱鞘炎が辛い
アルコールマーカー;臭いは辛いけどお手軽
ベビーオイル:つけすぎ注意、お手軽
水彩下塗り;塗り絵の紙は弱いことが多いので使いにくいかも
 
今回はムラなく塗れそうな方法5つ試してみましたが
比較してそれぞれ向き不向きがあるっぽいので併用していってもいいですね
(しかし裏抜けしちゃったページどうしようヽ(´o`;)