「ロシアが悪い、プーチンが悪い」は本当か!? クリミア編入騒動で浮き彫りになる西側の傲慢とダブルスタンダード」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38736
つまり、ウクライナがEUに入り、NATOに加盟させられるのを、ロシアが指をくわえて見ているはずはない。そんなことをすれば、通商同盟はおろか、ロシアそのものが、早晩、消えてしまいかねない。」上記記事より
EUに陰りが出て既に3年近くが経つ。否、リーマンショック以来の経済的下降が日本人には中々伝わらないようだ。アメリカも同様である。いや、アメリカは金融緩和などの政策によって盛り返しているのでは?
そうではない。アメリカは先進国の経済的成長の歩留まりによってインフレを維持出来ない瀬戸際に立たされている。それはこれまで成長を前提にしてきた西側諸国に共通の病弊である。日本も例外ではない。他の先進国に比して被害が少なかったのはまさに失われた20年の僥倖でしかなかった。
ウクライナはロシア封じ込めとEUの現代的戦争(経済的な)の狩場にされようとしている危機感に常に晒され、その橋頭堡であるEUとの境界であったウクライナの政権クーデターはその最終的目標へのチェックメイトに等しいものですらあったのである。
では日本はどうだろうか?
日韓問題の本質は日韓の問題ではない。それを端的にあらわしているのは3月22日に報じられたアーミテージの発言に表れている。
「日本の歴史問題に関する態度が韓国のみならず日米間の問題である」とすら語っているが字面通りに受け取るのは馬鹿げている。米国は日本をウクライナにおいてロシアを脅迫したのと同じように、歴史問題を理由に束縛したいのだ。しかしアーミテージだけがアメリカの代表的意見ではないのも事実だ。
アメリカの支配層の一部は既に世界の覇権国家である立場が結局米国自体の弱体化を促進すると考えている。それらの意見の一方は支那にアジア覇権を与えるのと同時に支那にその見返りとしてしきんを 注入することで利益を得る事を意図している。一方は日本に独自防衛を促し、そこから利益を得る事が論理的にかなうとしている。アメリカは決して一枚板ではない。
しかし一枚板ではなくても共通する事は世界の混乱において利益を回収しようとする勢力が国家の枠に収まらない層であり、彼等にとってはどのような事態が起きようと自らの利益さえ確保されれば良いのである。
その一報でウォール・ストリートでのデモのような、金融資本主義による国境なき利益の集中に嫌悪を持つ人々が拡大している。民族や種族による自治と経済の運営こそが独立国家にとって追求されるべきものだと言う主張だ。
反グローバル主義はこれから台頭していくだろう。しかし日本国民はそのような現状についての認知度が極めて低い。
続くかな…