冬なのに暖かい日が続いていますね。

いつもは寒くて凍えてしまううたたねの作業場ですが、

今年は過ごしやすいので助かっています。

 

さて、3月6日から始まる「イス・イズ・サイズ 展」に向けて

作品の製作を続けています。

 

前に仮組したところまで写真をアップしていた子供椅子。

塗装の途中段階はこんな感じになっていました。

 

 

ここからさらに仕上げの塗装をしていきました。

黒の子供椅子。渋いです。個人的にもかっこいいなと思います。

この椅子にはクッションが付きますが、

それがセットされると、また表情が変わって見えると思います。

 

 

こちらの椅子もフレームが仕上がった段階で

ちょっと試しに座っているところ。

足がぶらぶらしています。。座面の高さ、かなり高い、、

でもこれがこの椅子の要。いい感じに仕上がっています。

けして足が短いわけではありませんっ。

 

 

今回の展示では全部で8脚の椅子が並ぶ予定。

そのうち7脚は全て新作で、オリジナルのデザインです。

この1か月ほどで7脚を完成させるので、

毎日、椅子づくりの作業がずっと続いています。

 

アール定規、角度定規などがいろんなところに転がっています。。

型板には、作業をしながらいろいろなメモが書き込まれ、

途中で思いついたアイデアや形などが

落書きみたいに描かれたりもします。

 

 

木どりして、パーツを作って形を整える作業。

パーツの加工は昇降版やバンドソー等、木工機械を使い、

カンナや鑿など手道具も駆使します。

木工は基本的にアナログな作業です。

人の手が、素材の形を変えてモノを生み出していくというのが

とても分かりやすい仕事です。

だからこそ、作り手の考え方や技術がモノに反映されて

多種多様な個性や表現が生まれるのだと思います。

 

 

アームのデザインを検討中。

描いたり消したり、仮組したりしながら

バランスを見ていきました。

 

椅子づくりは本当に面白いです。

ちゃんと完成するだろうか、、という不安な気持ちと

デザインが形になっていく面白さと、

新しいものが生まれる時のわくわくする気持ち

作りながら、いろいろな感覚がドバっと押し寄せています。

 

 

フレームを仮組した状態です。

各所の接合部や角の面の取り方など

全体のバランスを見て検討していきます。

細かいディテールに、しっかりこだわっています。

 

 

手前の合板で作った椅子は、

使い手の方に、事前にフィッテイングしていただいて、高さや幅などを

試してもらった時のモックアップ。

その時のヒアリングから

サイズや角度などを割り出し、それをもとに

本番の椅子の設計を行っています。

2脚を並べてサイズなどの最終確認。

この後は、座面や背もたれ、最終の塗装仕上げをして完成です。

 

一脚一脚を丁寧に。使い手の方の好みや

暮らしを想像しながら製作を進めています。

 

3月の展示では、来場した方に製作した椅子に

実際に座っていただけるようにする予定です。

 

出来上がった椅子の座り心地は

ぜひ会場でお試しいただければと思います。

 

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http://kiito.jp/schedule/exhibition/articles/39796/

日 時
2020/3/6(金)~29(日) 11:00~19:00※月曜休館
場 所
         デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸
ギャラリーB
制 作
山極博史、杉島郁子(うたたね)
ディレクション
吉田貴紀・栗原里菜(BYTHREE)、田中裕一(かたちラボ)
主 催
デザイン・クリエイティブセンター神戸、うたたね