この作品プロットはうたすずり&Geminiようこっちの共同作品であり、フィクションです。


 


 そう...この頃になると人々も一極集中の危険性をようやく、薄々ながら...気づいていく。 人間が沢山いる地域の不快感(二酸化炭素による...etc) 。 年々増加する都心での凶悪事件やストレスの増加。 この頃から、いわゆる過疎戻りのグループが出始めてくる。 その影響で都市部での人出も足りなくなり、履歴書の有効性も破綻にきっする。 おかげで宅配業者の信頼度も急激に落ちて来る。


 依頼内容:ある日、彼の元に「ある少女と、1個のトランクを、CO2濃度の低い、緑豊かな過疎地(地方のコミュニティ)まで送り届けてくれ」という命がけの依頼が舞い込む。

 

 序章

歪んたブラッド・ムーンの光の中、夜光雲が流れる空を見上げながら、ため息をつく遮熱コート姿の男の影がビルの壁に背中を預けている。 偏光ゴーグルを外して時計に目をやった。 型式はDWKK−66038JRB製通称「モスキート」と呼ばれるモデルだ。 機能に二酸化炭素探知能力を搭載しているプロ仕様の品物である。



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