グスベリが赤く色づき甘くなったので収穫しました。
子供の頃は栽培している家も多く、学校帰りによくつまみ食いしたものです。高さ1〜3メートルの低木で、枝には鋭いとげがあるので注意が必要。
グスベリというのは北海道の方言で、正確にはグースベリー(gooseberry)、和名は西洋酸塊(せいようすぐり)。
ヨーロッパ原産セイヨウスグリと、米国原産のアメリカスグリ(Ribes hirtellum)に大きく二分される。
北海道で多く栽培されていたのは、明治初期に北海道開拓使が導入したからようだ。ヨーロッパ系はうどんこ病に弱く、主に寒冷地で栽培される。昭和に入り減少していったのはうどんこ病が原因と思われる。
グスベリは食物繊維が豊富で、美肌効果や美白効果のあるビタミンCや老化防止に役立つ抗酸化作用の高いポリフェノール類も含まれているスーパーフードです。
青いうちは酸っぱいですが、赤くなると酸味がとれて甘くなります。生で味合うこともできますが、ジャム、ゼリー、スムージーに加工されます。
病害対策をしながら収穫量を増やし、スムージーに挑戦しようかな?