今日は、水戸に行く用事があったので、常陸十二社のうちの一つ、水戸八幡宮に参詣して来ました。
 
  
 
戦国大名佐竹氏が源氏の氏神である八幡神を祀ったのが始まりというから歴史は古いです。
この本殿は1598年創建だから、関ヶ原より前に建てられたことになります。
 
 

専用の御朱印帳もあります。
 
左側が今日いただいた御朱印です。
コロナ感染症予防のため、直接書いていただくことは叶いません。
事前に紙に書かれたものをいただいてきました。
 
※右側は、同じく十二社の一つ、笠間稲荷神社でいただいたものです。
 
 
関ヶ原で西軍についた佐竹氏は秋田県に移封され、水戸は徳川家の領地になります。
御三家である水戸徳川家も八幡宮を大切にしたそうです。
 
二代藩主光圀公(有名な黄門さまね)の時代に、現在の城里町那珂西地区(リリー保育園なんかがある辺りです)に移されたことがあったそうです。
 
 
しかし、水戸の人たちの熱心な要望があって、三代藩主の時代には早くも現在の場所に戻されたそうです。
 
 
 
 
境内東側の崖に面した場所に屹立する大けやきの木。
九代藩主徳川斉昭公が参詣した際、那珂川からの涼風を浴びながら休憩した場所として有名だそうです。
 

青い柱が見えます。
水府橋です。
来年の大河ドラマ『青天を衝け』では、竹中直人さんが斉昭を演じます。
弘道館はロケで使うみたいですが、ここは使わないのかな〜?
 
 
元旦は、『烈公(斉昭のことね)御涼所』から見える初日の出を拝むために、密になることでしょう。
だけど、新緑の季節は静かに景色を楽しむことができると思います。
オススメののんびりスポットです。
 
水戸八幡宮
住所 茨城県水戸市八幡町8-54
TEL 029-221-5327,029-226-8854(昼間のみ)
祈願受付 8時30分〜16時30分