クリープハイプ。
大好きなんです。

特に、この曲と
おやすみ泣き声、さよなら歌姫 って曲が
大好きなんですけど

私はクリープハイプの曲の

歌詞が、とにかく、大好きですね。
メロディもだいすきですが。

悲劇のヒロイン、自己憐憫体質な女性(わたしのことです。はい。)は、
めちゃくちゃ共感すると思います。

自分なりの歌詞の解釈 というか、
聴いてていつも妄想してるストーリー というか、
自分自身と重ね合わせて
考えていることを書いていきます。





なんぼ汚れたアタシでも 子供の頃は可愛いかってね
休みの日には母さんと 可愛いベベ着てお買い物

毎日は凄い早さで 気付いた時は消えてしまうけど
長生きする気も無いから イノチミジカシコイセヨオトメ


小さい頃 親からの愛情を確かにうけた記憶があって、何一つ不自由なく過ごしてきたはずなのに

それでも大人になった今
その幸せは無いのだと思うと虚しくて寂しくて

だから長生きする気もないから
いのち短し、恋せよ乙女 と自分に声かけて、

諦めと、嘲笑と、
でもやっぱり諦めきれないから
せめて恋くらいはしようと、いう気持ち。



明日には変われるやろか
明日には笑えるやろか
札束三枚数えては 独りでつぶやく スキキライスキ


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ツイッター(@art_shodou)より転載



明日には変われるだろうか、っていうのは

将来への期待や理想が捨てきれなくて
明日にはそれが叶うだろうかと
恋い焦がれているんだと思います。

私こんなもんじゃないのよ!本当は!
っていう気持ちと

うんうん わかってる、私なんてこんなもんよ。
っていう気持ちと。半々。



明日には笑えるだろうかって、
こんな不幸に愛される自分は

明日になれば心から笑えるような
幸せに巡り会えるだろうかと。

スキキライスキは、
自分に対してか、好きな人に対してか。

本当は、自分はどうしたいのかという気持ちに
気付いているのか、ないのか。
気付かないふりしてるだけなのか。



ピンサロ嬢になりました
ピンサロ嬢になりました

生まれ変わったら何になろうかな
コピーにお茶汲みOLさん



札束数えてたのは、
ピンサロで儲けた金だったんですね。

『ピンサロ嬢』が何を象徴してるのかというと、

『わたしにはこんな仕事がお似合いだ』。
自己価値が低いですね。

不幸に愛される、悲劇のヒロイン、
世界で一番かわいそうな自分は
こんな仕事がお似合いなんです。

だから、生まれ変わったら
価値が高い(=自分自身が理想だと思っている)OLさんになりたいなぁと。

これも 今世でなれると思ってないから
こんな言い方をするんでしょうね。

自分の可能性や未来に期待を持てないんでしょうね。



明日には変われるやろか
明日には笑えるやろか
花びら三枚数えたら いつかは言えるか スキキライスキ


どんなに自分を卑下しても、
やっぱり将来への期待や理想が捨てきれなくて

明日にはそれが叶うだろうかと、
叶ってほしいな、実現したらいいな、
でも自分なんかには無理に決まってると、
恋い焦がれて。


花びらを数えるのは、
子供時代のことを思い出しているのかな。

子供時代、いったいなにが
彼女のココロを こんなにさみしくしてしまったんでしょうね。


いつかはスキだとか キライだとか
心から言える友達、家族、恋人に、
巡り会えるだろうか。

心から言える相手がいる、ということ と
言ってもらえる相手がいる、ということは
イコールではないんです。

受け取るのが下手くそだから、
せっかく言ってもらっても、
感謝も受け取れないんです。
愛情も受けとめきれないんです。
相手のこと疑ってしまうんです。

だから、相手から言ってもらえたから幸せ!とはならないんです。

自分が、心から本当に
スキもキライも言えるひとに出会えるか、

いつかは言えるか、スキキライスキ。



明日には
明日には
花びら三枚数えたら あんたに言えるか スキキライスキ



『あんた』って、
誰なんでしょうね。








読んでくださって
ありがとうございます(=^ェ^=)音符