私の出産イロイロ | murmure d'uta

私の出産イロイロ

もう忘却の彼方になりつつある私の出産。

もしかしたら、この出産が最初で最後かもしれないので

覚えてることを記録として残そうと思います。

時間のあるときに少しずつ書いてやっと書き終わりました。時間かかりすぎですね。

拙すぎる上に長い文章なので疲れると思います。

興味のない方はスルーしてください。

それでは、れっつらごー!




11月9日の朝、寝ていたらパシャッと尿漏れのような感覚で目が覚める。

うん?と思いつつもそのまま寝る私。苦笑

そのまま布団の中でもそもそしていたら、

再び尿漏れみたいな感じがしたのでトイレへ。

すると、やはり水っぽいものと、さらに血液が出ていて慌てる。

妊娠して初めての出血。

7時半くらいになっていたけど、日曜日だったので

寝室でゆっくりしていた両親を起こして病院へ電話。

その時の状況とお腹は痛くないことを伝えたところ、

念のため入院の準備をして、病院へ来てください。ということで病院へ。

たまたま休日対応の先生が担当の先生で安心しました。

見てくれたけど、まだまだとのこと。

子宮口は1センチくらいしか開いてないよ。

とのことで、帰宅しました。

ところが、その日の夜、日づけが11月10日へ変わる頃、お風呂から上がったら

何となく腹痛がする…。

弱いけど、10分置きくらいに腹痛が起きることに気づく。焦る私。

だけど、まだと言われたし、両親もpoeも寝ていたので、とりあえず寝ることに。

陣痛を記録するアプリに記録してみる。

横になったら少しずつ痛みが強くなってるような気が。

結局、痛くなる間隔も、痛みの大きさもバラバラで、

だけど朝まで痛くてほとんど寝れなかったのでした。

朝方には痛みはひどくないものの間隔は7分とか5分に。

不安で我慢できずに、朝早くに両親を起こして、再び病院へ。

前の日は車椅子を用意してくれてたけど、この日はなし。

お腹痛かったので、なぜ今日はないの~?!と思った。笑

診察してもらったところ、やはりまだとのこと。(でも前日よりは子宮口は開いていた)

だけど、ここでバシャッと何か作業されたような記憶…あやふやな記憶だけど違ったかな?

2日連続病院へ行ったのと、タイミングよくこの日個室が空いてたので、入院をすすめられる。

両親もその方が安心とのことだったので、入院することに。

T氏にラインで念のため入院したけど、まだと連絡。

両親が帰ったあと、少しずつお腹と腰の痛みが強くなっていく。

不安になりつつも、我慢できる程度だし、ずっと続くわけでもないので

ベッドの上でテレビを見ながら我慢する私。

夕飯も食べ、消灯時間になるも痛みで寝れず。

個室だったのでテレビをつけっぱなしにして、ひたすら痛みを我慢していたら

11時過ぎに看護師さんに陣痛室へ移動したら?とすすめられる。

この日の夜は私以外に陣痛室にいた人はいませんでした。

ひたすらまばらな間隔でやってくる痛みを我慢する。

前の日にほとんど寝れなかったので、助産師さんに体力が心配だからと

導眠剤をすすめられ、さらにT氏を呼んだ方がいいと言われ、T氏に電話。

夜中だったけど、起きてたらしく病院へ来てもらい

T氏に痛くなるたびに腰をさすってもらう。

導眠剤が効いてきて、痛くなくなると寝落ちする私。

痛みを我慢→寝落ち→痛みを我慢…のひたすらループ。

朝20分位寝てしまったらしく、気づいたらT氏が横のテーブルに突っ伏して寝てました。ごめん。。。

朝ごはんが(さらに昼ごはんも)出るけど、食べる余裕無し・食欲なしの私。

しかし、これが後悔することに。笑

ひたすら痛みが来ると、T氏に腰をさすってもらい、お尻の穴をグーで押してもらう。

午前中に両親が来て、T氏と母が交代で、

たまに助産師さんも腰をさすってくれるけど

NSTの間隔はまばら。

いよいよ陣痛促進剤が入り、痛みは簡単に強くなるけど

やはり間隔や痛みの時間はバラバラ。

祖母と母と痛いと騒がない!と約束したので、(というか約束させられた。笑)

ひたすら我慢。痛い~。

しかし痛いとは言えないので笑、シーツを掴みつつ

うーうーと小さな声で(多分…)うなってました。

この頑張りにはT氏も驚いたらしい。笑

ひたすら痛みと戦っていた中、陣痛室に来た前の日も話した看護師さんに突然

○○さん!(私の名前)ご主人と○○さんって顔似てますね!と言われる。

あまりの突然さに笑えた。痛みもほんの一瞬忘れたよ。笑

顔、似てるというか、系統が同じかと。多分…(T-T)

午前中に助産師さんにいつ生まれるか聞いたら、早くてお昼頃、遅くて夕方と聞いたので

そっかー。11月11日生まれの子だ。

さすが食いしん坊の母の子どもだけあって、ポッキーの日生まれだなー。

よし、頑張れる!と思ったけど、こういう時って全然時間が進まない。笑

促進剤がさらに入って、痛みは増大したけど間隔はやはりバラバラ。

すごく痛かったー。涙

しかし、約束が…と思いつつ、ひたすら我慢していたら、助産師さんに何で弱音1つ言わないの?!と驚かれる。

そばに母もいるし、だって約束が…←しつこい。笑

バースプランにも約束のことを書いてたけど、

助産師さんに痛かったら我慢しないでいいんだよ!と言われる。

だけど、ここまできたら、約束はもう破れない…もうヤケクソ笑

痛い中、poeからライン、祖母から電話が来るけど、

返事もろくにできず、電話には出れなかった。

とりあえずpoeには我慢しながら、痛くて返事は無理!と送りました。

送るのに何度も入力間違いして、イラついた。笑

その後、私をさするのを母と交代したT氏とpoeはラインで実況中継してたようです。

でも痛い中、頑張って赤富士だけは描きました。

そうやってるうちに、他の妊婦さんが陣痛室へやってきた。

経産婦さんのようで、余裕がある感じで羨ましかった…

(だって最初は家族と談笑してたと思う。。。)が!!!

陣痛がマックスになりはじめた時(?)に大騒ぎ。

びっくりして、思わず自分の痛みをほんの一瞬忘れたほど。笑

痛い!痛い!前と違うー!!!とか誰か助けてー!!!とか。すっごく大きな声。

本当にとにかくすごい声だった。

私にはあんな声は出せない…とひたすら黙って耐えました。笑

さらに驚いたのはこの妊婦さんが分娩室へ入った後、

その方は30分強位で出産しちゃったこと。心の底から羨ましかった。。。涙

これを聞いたせいか、だんだんと踏ん張りたくなってきたことを助産師さんへ伝えると、分娩室へ移動することに。

私たちは立ち会いしないとしていたので、私だけ。

分娩台に乗るも、助産師さんがそばに1人いて、他の先生や看護師さん?助産師さんは

部屋の中にいるけども近くにはいない。

思わずこれ、始まってるんですか?と聞いてしまった。笑

もちろん始まってるとのことで、何度かいきんだけど、全然出てくる気配もない。

先生が診察して、吸引することに。

いきなり先生が分娩台に乗って、さらに私のからだの上をまたぎ

1、2、3!でお腹を押す。

これを2回だったかな?やってみるけど変化なし。

先生が分娩台から降りて、「諦めよー」と。

私は???何を諦めるんだろ?と思ったら

「切り替えるから!手術!」

…は?手術???

何を言っているか最初は理解できなかった私。

なんと、恐れていた帝王切開に。ひー。

それからはあっという間。

T氏や家族に先生から、このままだと母子ともに危ない。

なので、帝王切開にするとの説明(したらしい)。

えーん。。。

母から帝王切開の恐ろしさ(大袈裟)を聞いてたので

必死にやだやだ!と言ってみたけど、そんな意志が通るわけもなく…笑

分娩台からベッドに移り、オペ室に行くまでずっとT氏がそばにいて

ひたすら励ましてくれる。

この励ましがT氏の意思だったのか、

助産師さんに指示されたのか…笑

最初励ましてくれた時に、な、なんで?!と思った私。笑

だって優しすぎて可笑しかったんだもん。

(どんだけ冷めた夫婦だよ。。。笑)

T氏がこんなこと気づくのかな?と思いつつも

このときはそれどころでなく、痛みと踏ん張りたい欲求を我慢してました。笑

最近、思い出したので、聞いてみたらT氏自らの意思だったそうです。

そんなことを聞かれること自体、考えてなかったみたいで、少しショックというか、ふてくされてた。ははは。

普段もこんなに優しければいいのにと思ったけど、そこまでは口に出しませんでした。笑



オペ室に入った後はよくある頭上のライトを見る。

何となく鏡のようになるのかも?と思って目を瞑る。

背中から麻酔を入れて、下半身の麻酔だったので感覚の確認をして、オペが開始。

後はずっと寝てなかったのと、見たくないので目を瞑っていたので

いとも簡単に寝落ちしてしまった。笑

○○さん!生まれたよ!と肩をぽんぽんと叩かれて目が覚める。

目を開けても、そばに赤ちゃんなんていないし、声も聞こえない。

少し離れたところで、泣け!泣け!と言う声が聞こえた後に

ボノの初めての泣き声が!

か、感動して泣きそうになったけど、はずかしくてひたすら我慢。(さっきまで寝てたくせに…笑)

先生が指の数を数えて、全部あった!と確認後、自分のそばに連れてこられたボノ。

私のお腹の中から出てきたの?!と不思議な気持ち、そして、何とも言えぬ感動。

思わず、やっと会えたね~。と言うのが精一杯でした。(辻○成かよ!)

一瞬に写真を撮ってもらって、体重を聞いてびっくり。

まさかの3532㌘。

先生に、これは普通分娩じゃ出てこれなかったわ!あはは!と言われる。

本当だよ…(-.-)

妊婦時期に食べ過ぎたせいなのかしら?苦笑

私はボノと写真を撮ってもらった後に、身支度などをしたと思うのですが

T氏と私の両親は、あっという間に手術が終わり、ボノが出てきて驚いたらしいです。

ボノが出てきてすぐに父が決めておいたボノの名前を呼んだらしく、俺が初めて呼んだ!と

言ってるそうで…親を差し置いてなんということでしょう。笑

私が病室へ戻って、15分後くらいだったかな?T氏のお父さん、お母さん、そしてpoeとT氏のお兄さん夫婦が来てボノと対面したのでした。

私はただベッドに横たわり、一仕事終えた!という気持ちでいっぱい。

しかし、手術だったので、ご飯は食べられず。

確か飲み物も何時間後かじゃないとダメと言われたと思います。

ひーん。

前の日に食べた夕飯が最後になるとは思ってなかったので、切なかった…。

食事のOKが出ても最初はお粥とかだし(*ToT)

出産は結局、自分が描いていたものとはかけ離れたものになったけど、これはまたこれで良かったです。

たまーにこの日の話をしたら、最初から帝王切開だったら体力的にもう少し楽だったのでは?と言われることもあるけど

私にとっては1つの経験になったので、良かったと思ってます。

陣痛を経験することができたし。(と言うと、驚かれることあるけど)

私にとっては祖母と母と約束したことを守れたというのも、大きな達成感でした。

確かに陣痛は痛かったけど、頑張れます。

私のブログの検索ワードでかなり陣痛というワードが出てきます。

人の痛みの感じ方は色々だけど、大丈夫です!

もしもこれから出産予定があっていらっしゃった方に伝えたいです。

確かに痛いけど、頑張れます。頑張ってください!



私の出産記録。

だから?という感じですが。

まー、まー。(何が?)



そして最近のボノ。

実家で指しゃぶり。。。

すっかりムチムチです。笑