皆さんは、「ブレンド米」と聞いてどんなイメージを持っていますか?
「ブレンド米=美味しくない」と思っていませんか
なぜ、美味しくないイメージが付いたのか?
1993年の米不足の時に話題になった「ブレンド米」のイメージが、今も引きずっているのではないでしょうか
この時は、日本のお米が不足していたので、海外の安いお米(主にタイ米)を混ぜて、安価で販売していました。
しかし、日本のお米(ジャポニカ米)とタイ米(インディカ米)では「適した調理方法」や「適した料理」が違うため、結果的に「美味しくないお米」が出回る事になりました。
今のブレンド米は違うの?
現在、多くのブレンド米は国内産のお米だけで作られているのではないでしょうか。
少なくとも、当店では国内産のお米しか使っていません。
ここ数年、技術の進歩や徹底した生産管理のおかげで、昔ほど深刻な米不足にはなっていないので、わざわざ海外から輸入してまでブレンド米を作るメリットは少ないように感じます。
しかしながら、一部の業社では海外の安いお米を国内産と偽り、販売しているのも残念ですが事実です。
お米をブレンドする意味は?
お米をブレンドするメリットはいくつかあります。
1,複数の銘柄米を組み合わせることで、単一銘柄では出しにくい味を表現することが出来る。
2,単一銘柄米よりも価格を抑えてご提供出来る。
3,1年を通して、安定した価格でご提供出来る。
以上がお米をブレンドする大きなメリットです。
そもそも、ご飯の美味しさとは複雑な要素から成り立っています。
味覚に関わる、味や粘りや口当たり
嗅覚に関わる、ご飯の香り
視覚に関わる、ご飯のつや
など、複雑な要素が絡み合って「美味しい」「美味しくない」と感じます。
これらを100%満たすお米と言うのは、おそらく存在しないでしょう。
日本人なら誰もが知っている「魚沼産コシヒカリ」ですら、すべてを満たすことは出来ないと思います。
ブレンド米の強みは、
「美味しいと感じられる要素を100%満たすことは出来なくても、美味しいと感じられるお米を、お求めやすい価格でご提供出来る。」事です。
もしよろしければ一度お試しください。