今月の、こだわりSELECTIONのテーマは「フルーツ」でした。

 

宝塚にそんなにフルーツのシーンってあったかなと思いましたが

思った以上にたくさんあったんだなと・・・。

ショーだけでなく、お芝居にも効果的に使われているんだと

改めて思いました。

 

「南の哀愁」の冒頭シーンが含まれていました。

初めてこのシーンを観たとき、

白いスーツにサングラスをかけている

ウタコさんがとってもかっこよくて、さらに好きになったのを覚えています。

港の果物売りで歌っていたのが、瞳まりあさん。

現役時代は残念ながら知らないのですが、

歌声も笑顔もとても印象的でした。

 

81年花組の「ジュエリー・メルヘン」は

とにかくオレンジがいっぱい。

とても楽しそうなショーでしたので、ぜひ観てみたいです。

(併演の「エストレリータ」も!)

 

今回セレクトされた中では、「リンゴ」が多かったのですが、

「禁断の果実」だったり、

ギリシア神話にも「黄金のリンゴ」のような話があるからでしょうか。

「ル・ポアゾン」の冒頭、涼風さんが青いリンゴをもって歌っています。

この時の歌は「テンプテーション」でも使われていますが、

(衣装など少し違いますが)

「妖しさ」や「神秘的」という点では、涼風さんが圧巻だと思っています。