読書記録「Story Seller2」「『痴呆老人』は何を見ているか」
「Story Seller2」・・・・なんか売るぞ!って感じの本ですよね。
読めば絶対面白いのだろうけれど、こういう良い所取りみたいなのって「ずるい」気もしてしまいます。
もちろん面白かったです。
ノリに乗っている方々ですから、どの話も外れなし。
以前、1も読みました。
1の方が好きですが、その続編的なお話もあるので1→2と続けて読むのをおすすめします。
「痴呆老人」は何を見ているか・・・珍しく新書です。
新書も、最近はキャッチーなネタが多くてタイトルを見ると惹かれるものが多数。
「痴呆老人」が見ているものが何なのか知りたくて読みました。
ひとことで言えば「つながり」でしょうか。
つながれるのであれば、それが現在である必要はないのです。
今までは差別というと真っ先に「ジェンダー」つまり「性差」が上げられましたが、今もっとも切実な差別は「年齢」ではないか、と思います。
誰もが迎える「老い」なのに、日本社会は「老い」について冷たい気がするのです。
「痴呆」も環境によっては「老いの表現」と解釈されます。
冒頭に記載されている「尊厳死」に関するアンケート結果。
延命措置を拒否する理由について、日本では「周囲の人に迷惑をかけたくない」とし、英米では「自分の独立性、自律性を失うから」となっていました。
日本は「つながり」の社会だと痛感する事実です。
マーボー豆腐、野菜の蒸し煮。

