浅草に参りました。
浅草寺でお詣りしたあと
一年に一度の伝法院特別拝観 をしていたのではじめて参りました。
伝法院の歴史
浅草寺の本坊。安永6年(1777)建築の客殿・玄関や明治4年(1871)築の大書院、浅草寺貫首(かんす)大僧正のお居間などがあり、「伝法院」はこれらの総称。もとは観音院、智楽院などと称したが、元禄(1688~1704)以後この名が付けられた。
客殿に阿弥陀三尊をまつり、その左右に徳川歴代将軍のうち歴代11名の位牌及び浅草寺各世代住職の位牌を安置する。回向道場として追善法要や、伝教大師忌の「山家会(さんげえ)」・天台大師忌の「天台会」などの論義法要が行われ、当山の修行道場でもある。
約3,700坪の庭園は、寛永年間(1624~44)小堀遠州(こぼりえんしゅう)により作庭されたと伝えられる「廻遊式庭園」である。
波打ち硝子。 昔の硝子って波打っていて温かい感じが致しますね。
中には入れませんが、外から拝観出来ます。
大居間は、素晴らしいお軸と素晴らしい欄間でした。シブイ
池を中心にした素敵なお庭も散策出来ます。
五重塔とスカイツリー 新旧一緒の見晴らし
しだれ桜も立派な枝振りでした。
この特別拝観は、3月18日~5月9日ですので、又機会がありましたらいつかこの桜も見てみたいです。
そして、同じ敷地内の大絵馬寺宝展へ。
こちらは、撮影禁止だったのですが、
浅草寺が所蔵する貴重な大絵馬や
お寺の由緒と歴史が描かれた天保12年奉納の浅草寺演技絵巻、神馬(しんま)
勝海舟の筆 「世泰時豊」
山本鉄舟の筆 「南無観世音」
等々等!!!
もう素晴らしい作品は圧巻でした
硝子がない展示なので
まじまじと間近で見れますので本当に良かったです。
これで、拝観料は300円。
この収益は震災の義援金になるそうです。
お茶もおふるまい頂き、恐れ入りますm(__)mと頭が下がります。
思いがけず伺えた、この伝法院。
浅草寺が遥か太古から脈々と続いてきたことを実感出来ました。
浅草寺は、祈願寺。 増上寺は、菩提寺。
宮さまや歴代徳川将軍が、祈願し
そして愛でた光景を体感出来タイムスリップです。
どんなにワサワサしていても、心は
「和敬静寂」
和 とは和合、調和。
敬 とは自己を慎み他人を尊敬すること。
清 とは物と心が清らかであること。
寂 とは何事にも動じない心を持つという事
この和敬静寂は、茶道の心構えと云われる語句ですが生きる心構えともいえますね。
そんな語句も思い出したりと、とても豊かな気持ちになれました。
この後は、ディープな浅草へ。。
又アップ致します♪