『私と20世紀のクロニクル』ドナルド・キーンキーンさんは日本人より日本に詳しい。三島由紀夫も安部公房も、キーンさんの翻訳で世界に広まっていった。キーンさんは日本語通訳として第二次大戦を軍人として過ごした。多くの日本人捕虜と出会った。過酷な経験もしたろうと思う。それでもキーンさんは日本を、日本文化を愛し続けた。この本のあちこちから、それが感じられる。通訳を付けた取材に憤慨する場面があった。身も心も日本人だなこりゃ。私と20世紀のクロニクル/ドナルド キーン