『白い巨塔(2)』山崎豊子全5巻という、ボクの読書歴では最も長い物語の2巻目、ということになります。教授選をありとあらゆる手を使って勝ち抜いた財前がどんどんイヤな奴になっていくところが読みどころ(どんな読みどころだか)でしょうか。物語の時代の医者の尊大さには、正直なところ「嘘だろ!?」と思うような箇所もあります。それほどに尊大で傲慢な財前が、どうやって墜ちてしまうのか・・・すでに物語を知っていても楽しくなってしまいます。それだけ、作者の取材が凄まじく、リアリティのある描写ができているからでしょう。白い巨塔〈第2巻〉 (新潮文庫)/山崎 豊子