短歌集 11 「 冬 」 片方の 手袋失くし 凍える手 ポケットの中 冬をまさぐる 雪の花 重ねるごとに 白を増し 車も町も 白に塗りつぶせ 炬燵から はみ出した足 引っ込める いつも揃わぬ 足だけ集う