我が家のベビーグランドは、このような位置にありました
左側はShutter、右側には白いカーテンがかけてありますが
なんと、どちらも窓です
普通、こんな位置に置きませんよね・・・
当時は何も深く考えず、テキトーにここに置いてしまったんです
このピアノを買った調律師からも何も言われなかったし。
まあ、こちらではお隣同士そんなにくっついていませんので
それほど気にすることもないのかもしれません
が、最近越してきたお隣さんは、よく外に出て過ごすファミリーで
こちらにも声が思い切り聞こえてくるんですね
ということは、うちのピアノの音はもっとスゴイんだろうな~と。
一度気になると、もう夜も眠れなくて
とりあえず、大屋根を完全に閉じてみましたけど
(譜面立てを取り出して屋根の上に設置)
音がこもりますよね
弾いていて気持ちよくありません・・・
多少音は小さくなりますが、窓からの音漏れは相変わらず
特に、カーテンがかかっている方の窓が、
すぐお隣さんの方を向いているので
この窓から漏れるピアノの音が相当デカイと思われます
そこで、窓枠内に毛布を入れてみたりしたんですが
まったくの無意味でw
この窓は開けたことないし、ハッキリ言ってなくてもいい窓なので
いっそのこと塞いでしまえー!
と、どんな材料がいいのかいろいろ調べましたら
防音=遮音+吸音
その材料も様々でピンキリ、しかも遮音と吸音のバランスがまた難しいらしい
素人が簡単にできることではないようです
なので手っ取り早いのは、ピアノを壁側に移動することじゃないかと
今度はグランドピアノの移動について調べましたら
これも素人がそう簡単にできることじゃない
ベビーグランドといっても260kgありますから当然ですよね
日本では調律師さんが特別なキャスターを使って
調律のついでにお安くやって下さるところもあるようなので
ひょっとして??? と思って
うちのピアノの調律師さんにも聞いてみたら
やはり、ここはオーストラリア。
案の定、そういうサービスはやってない
ピアノ専門の引越し屋に頼んでくれ、と言われました
日本でも、調律師さんがやってくれない場合は、
同じように引越し屋さんに頼むと思いますが
室内で数メートルの移動なら、費用がだいたい1万5千円以内?
$150ならまあいいか、と思って、見積もりをいくつかとりましたら
一番安いところで$190(約1万9千円)
一番高いところで、なんと$480(約4万8千円)
平均$300(約3万円)といったところでした
べらぼーに高いですよね!?
引越し屋の話によると、
グランドピアノを動かすには、最低でも3人は必要だとか。
誰か知り合いに頼めないかなー、と思ったんですが
夫の知り合いと言えばみんなじーさんw 無理・無理
近所のオッサンたちを、ビール1カートンで誘い出す、か???
そーいえば、ゴールドコーストには日本人の調律師さんがいたよな、
と思い出し、
日本人調律師なら、ひょっとしてピアノの移動サービスもやっているかも???
と思って聞いてみたら、残念ながらやっていませんでした
やはりPiano moversに頼むしかないと。
しかし、室内で3メートルくらいの移動だとお話したら
あー、
それくらいなら自分でできますよ!
って
なぬ!? マジか!!
と、その気になりw
夫と二人で
がんばって移動しましたーーー!
前置き長かったですが、やっと本題w
移動後です
Sitting areaとピアノコーナーをExchangeしました
本棚やエレピも移動して、大変満足な模様替えとなりました♪
それはまあ死ぬほど大変でしたが、なんとかなりましたね
工夫としては、できるだけ軽くしようと
大屋根と譜面台、鍵盤のフタを外しました
この大屋根が結構重いんですよね
でも、大人二人で持てば大丈夫
ヒンジ2つだけなので、意外と簡単に外れましたよ
外せるだけ外したら、ピアノを持ち上げながら少しずつ押して動かす!
ちになみにカーペットです。これがタイルや木のフローリングなら
もう少し簡単だったでしょうね(キズはつくかもしれませんが)
さて、結果は・・・
あの窓からの音漏れはかなり軽減されました!
予想通りで大満足です
これで少しは気兼ねなくピアノの練習ができます~♪
ただ、Shutterがかかっている窓からの音漏れは相変わらずですね
(結構大きな窓なので)
ここまできたら、
ついでにもうちょっと音漏れ対策を追求したくなってきました
そのうちやるかも
ところで、
我々はやらなかったですが、こんな面白いグラピ移動の仕方もw
https://www.youtube.com/watch?v=lgY625YFNgs
https://www.youtube.com/watch?v=cTMEKhWw7gA
笑えますよね~
万が一ピアノの足が折れたら死んじゃうかもしれないけど
何もひっかかるものがなければ足は折れないと思います
実際、この体勢だと意外と簡単に持ち上げられるそうですよ
日本では、補助キャスターを付けるようですが
その場合もこの方法だと自分でできそうですよね
とまあ、グランドピアノを動かす、というスゴイ経験をしました!
というお話でした~