シラン(紫蘭、学名 Bletilla striata Reichb. fil.)

ラン科。紫紅色、白などの花の色があり野生のものは準絶滅危惧。葉に出来る偽鱗茎(ぎりんけい)といって地上茎の一部が肥大化して貯蔵器官となったもので紫蘭の葉に出来た偽球茎は白及(びゃくきゅう)と呼ばれ漢方薬として止血、痛み止め、慢性胃炎に用いられる。

紫蘭群れ些か軒端明るうす(しらんむれいささかのきばあかるうす) 歌子