京都国立博物館、雪舟伝説。京都国立近代美術館、没後100年富岡鉄斎。龍谷ミュージアム、太陽神と弥勒信仰。

日本で雪舟ほど知られた画家、6件もの国宝指定、これほどの高評価の理由には作品のみならず桃山時代の画家以降沢山の画家がその作品を慕い学び新しい絵画の世界を切り開いていったカリスマ的存在としての今回沢山の作品(雲谷、等伯、光琳、若冲など)中でも江戸時代の司馬江漢の油彩画の"駿州八部富士"を観賞出来良かったと思った。次に鉄斎展、物凄い数の作品、亡くなった夫は讃に興味を持っていたので見せてあげたいと思った。最後のこじんまりした龍谷ミュージアム、アフガニスタンのバーミヤン遺跡は文明の十字路とも呼ばれた場所。2001年に破壊された大仏と遺跡の完成した壁画の描き起こし図。最後に穏やかな弥勒菩薩にお目にかかれた一日。

いずれの美術館展も終わりの日が近づいて居ても立っても居られない思いで出掛け雑な観賞しか出来ず悔やむ思いが残った。

駆け足の絵画観賞青紅葉 歌子